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Ambient

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当店で扱っている環境音楽のご紹介。
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記事一覧

AOYAMA YASUTOMO / Sendai-Collection 2023

2023年1月21日から3月21日の期間、仙台市文学館で開催されている写真展「仙台コレクション 2001-2022」会場に設置されたスライドショーのために、青山泰知が制作したサウンドトラック。自身によるフィールド録音の他、仙台コレクション・メンバーの写真家達にもスマートフォンなどで無作為に環境音を採取してもらい、それら些細な情景を伴った豊かな音の欠片と共に編み上げた30分強のサウンド・トラック。会場内で延々ループ再生されることを前提に制作されているため、基本的に始まりも終わり

MIDORI TAKADA と LAFAWNDAH による共作 "Le Renard Bleu"。

MIDORI TAKADA と LAFAWNDAH による "Le Renard Bleu" のアナログ盤。世界的に再評価を受ける、マルチ打楽器奏者・高田みどりと、Lafawndah によるコラボレート作品。高田みどりの約20年ぶりとなる本作は、民話からインスピレーションを受け作り上げられた片面約20分の作品で、Warp Records から2016年にデビューした Lafawndah とのコラボレート作品となっています。高田みどりの繊細に編み込まれたミニマルなリズムと、La

DEAF CENTER によるアルバム "Low Distance"。Sonic Pieces レーベルより。

DEAF CENTER の Sonic Pieces レーベルからは2作目となる "Low Distance" がアナログとCDでリリース。限定ハンドメイド・ジャケット仕様。アナログ・シンセ、ピアノ、ストリングスなどにより紡がれた、より静寂感を携えたミニマルなモダン・クラシカル作品。本作は2017年のセッションの録音から始まり、EMS Stockholm と、Erik K Skodvin のホーム・スタジオでミックスされました。Sonic Pieces からの前作は "Pat

JIM WILSON による驚愕のアンビエント作品 "God's Chorus"。

JIM WILSON がコオロギの鳴き声のみで作り上げられたというアンビエント作品 "God's Chorus" が初のアナログ・リリース。本作はコオロギの録音を、ノーマルスピードの鳴き声の上に、超減速した鳴き声を重ねたというシンプルな作品なのですが、これが天上のハーモニーを聴いているかのような、正に「神のコーラス」と呼べるアンビエント作品。

DOLPHINS INTO THE FUTURE こと LIEVEN MARTENS MOANA による名作 "Songs Of Gold, Incandescent" が Expanded ヴァージョンとしてCD再発。

2014年にリリースした名盤 "Songs Of Gold, Incandescent" に、7インチ・シングル、限定カセットテープ音源などを加え拡大 (Expanded) ヴァージョンとしてCD再発です。フィールド録音、エレクトロニクスなどを駆使し何とも不思議で心地よく、カテゴライズ不可能な世界を作り上げる LIEVEN MARTENS のサウンドをご堪能ください。

WILLIAM BASINSKI と LAWRENCE ENGLISH の共作 "Selva Oscura"。

音響詩人 WILLIAM BASINSKI と、"Room40" レーベルでおなじみ LAWRENCE ENGLISH が、5年以上にわたり定期的に連絡を取り合い完成させたコラボレーション作品。ミクロおよびマクロの特性を反転、反復させつつ再配列されていくプロセスによって生成された音像は絶え間なく揺らめき、浮かんでは消えてを繰り返し漂流するようなサウンドスケープを作り上げています。