Photo by mizutama_blue 140字小説 「図書館の扉」 6 雨奈川ひるる | 短編小説 2024年3月25日 21:34 図書館の扉を開けると、大きく息を吸い込む。古本のにおいで満たされる。何とも言えないゾクゾク感が体中を駆け巡る。そっと息を吐き出し、足を踏み入れる。床のカーペットが静かに足音を吸い込み。棚の間を歩きながら、背表紙をなぞる。本がささやきかけてくるようで、どれを手に取るか迷ってしまう。時間を割いてくれてありがとうございました。 ダウンロード copy この記事が参加している募集 私の作品紹介 92,903件 #小説 #私の作品紹介 #図書館 #140字小説 #古本 #背表紙 6 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート