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【超雑な備忘録】4カ月の空白だけど、そこそこイベントは観に行ってたの(3Bjr出身者ほか編)

前記事のスターダストプラネットアイドルのライブイベント観賞雑感に続いては、小生が追っていた3Bjuniorというアイドルグループの出身者の、演劇出演作品で観賞したものの超雑感と、その彼女たちの共演者だったり、さらにその共演者でもはや3Bjr出身者とは共演もしていない役者さんの出演作品で観賞したものの超雑感を書き散らかしで。

3Bjunior出身者

6月

10日・16日 舞台 イリス・ノワールー焔罪のミサー 六行会ホール
葉月智子出演

「赤の女王」「純血の女王」「女王虐殺」などの、いわゆる「女王シリーズ」を制作している、ILLUMINUSというところの作品。話の概要は、フランスの「黒魔術」を研究しているという学校で起こる事件を、新入生として入学した、秘めた力をもつというコクナミサが、自らの力を進化させながら解決していゆく、という超雑な説明ではわからんねww。そんな学園探偵モノwに、ちょもの役どころは、薬草学のシターラ先生。前は納豆研究に余念ない学生ってのも演じたねw(ガールズトークアパートメント)。その時と一転、どこか浮世離れして、一途なオタクとでもいうべき「イッた」感じを醸し出して演じていたね。出番が少ないながら、アドリブで毎回遊べる部分があり、また、一緒に登場する場面も多かったのが、付き合いも共演回数も多い方の結城美優さんだったり、シーンは少ないものの仲の良い羽柴なつみさんもいたりで、現場では困ることはなかったんじゃないかしら?サイン会で声をかけられる時もあり、今度は、劇中で他の方が演じたような、どんでん返しする役柄を、なんて期待込めてお話。次回作の報が依然ないのでこの分野も厳しいんだろうかなあと心配。

共演者では、こちらもいつの間にかよく観にいくようになった千歳ゆうさんが、教職の主任だったか、そういう上に立つ側が、この世界観にホント合う好演だったのと、直近で平瀬美里・みぃちゃんと共演の、柏木椎名さんが、声を低めにして黒幕の悪役を好演されていたね。

7月

1日 朗読劇 異世界転生したら大恐竜時代でオワタ。コフレリオ新宿
有沢澪風出演

メイホリックといえば、前は小田垣陽菜・ひなちゅん、このところは播磨かなが良くお世話になっている岡本芽子さん主宰の演劇ユニットで、澪風ちゃんは2年前の「獏の皮を剥ぐ」「箱庭同窓会再演」に次ぐ出演。タイトルのとおりに転生した現代の人たちが恐竜に転生するが、転生前の人生をひきずる者が決着つけたりしてゆく、的な内容だったかしら?これはコメディー朗読劇だけど、正直朗読劇でなく舞台作品で観てみたかった。元はアニメだっけ?ABEMAでやってなかったかな、コメディだったら台本を手から放して、身体全体で演じる姿が良いかなと思ったのね。

澪風ちゃんはアイドルだかのマネージャーの役みたいで、それこそアドリブとかも飛ばせそうな自由度高めのセリフも多く、声優を極めたいという彼女らしい、それな感じで演じていたね。全体的には、樹くるみさんというソフトボイルドという演劇集団の重鎮が、アドリブかましなど巧みに盛り上げていたね。彼女はのちの、播磨と塚本颯来・そらちゃんの出た作品でも、素晴らしきコメディエンヌぶりを見せる。

12日

舞台 幕が上がる 池袋サンシャイン劇場
高井千帆出演

あのももクロが本広克行監督と映画と演劇で表現してきた、高校演劇部の大会前後の物語が8年ぶりに再演。

B.O.L.Tから袂を別ったちぃちゃんが出る!との報告からいつの間にかその時がきたなあってのが率直なところ。作者の平田オリザさんが、「(日向坂の人のダブル主演で)モノノフさんには申し訳ない」みたいなコメントされていたがw、いいんですオリザさん。高城れにが心血注いだガルルの枠をキープしたことだけでもありがたいですw。ただ、少し思うのは、この作品がスターダストプロがうまく絡んでいて、それこそ若い役者さん達で演じ続けるみたいなことができていたらなあ、なんてことは思ったね。3Bjrでもいいしスタプラ研究生でもいいし、うってつけの題材だと思えるのよね。その辺がうまくないんだろうなスタダは。

それはさておき、まずはちぃちゃんのガルルはね、これはすでに界隈が称賛しているとおりで、確かに高さんのような、とんだ感じこそ抑えているものの、その分明るさが高さんから1.5倍増しくらいで、そしてカラッとした感じが、さおりもユッコも、お互いに言えないことはガルルに言えて、ガルルはどちらにも明るくアドバイス出来て、っていう感じをすごく表していたのが、高井ガルルだったと僕は思います。ホントに、アイドル前にはいくつか演劇的なこともしたそうだけど、本格的な芝居作品は初、ってkとおでいえば間違いなく好演だったね。主演の日向坂のお二人も好演だったが、この3人は良かった。その点、中西さん役の、アイドル出身の浜浦さんは、芝居経験は先行していて当然素晴らしいが、小生的には、中西さんの孤高感が、演出的なところで影が薄い感じになった気がしかな。確かに中西さんも原作はサオリたちとの付き合いで変わったともいえるから、これはこれで良かったのかも!?

その他、なだぎ武さんの、初日ならではのセリフつまり(だったと思うw)と、初日から全力のアドリブw、少ないながら締める酒井敏也さんが、期待どおりっていう感じでしたな。

23日

マチソワ 舞台 OUT OF IT 築地本願寺ブディストホール
森青葉出演

なんと、「ダンスライン」と大阪の朗読劇から1年ぶり、厳しかったのか、それともそんなにはオーディションとか受けなかったのか、それは知る由もないが、森青葉・あおちゃんがようやくの次回作として客演。

千葉の地方都市のバー「RATTERS」に集う商店会の青年部の合コン騒ぎから、ひとりの主人公の挫折と再起に発展してゆく群像劇。主宰の中島大和さんは、昨年播磨が「バックステージモンキー」という作品でお世話になった人で、静かにボケて静かにツッコむという楽しい役者さん。この作品では、大和さん演じる芸能プロ社長は、まったく本編には絡まない役どころながら、箸休めとして素敵に機能していたね。

さてあおちゃんは、その芸能プロから逃げ出して、伯母の経営する喫茶店で居候している、どこか抜けた明るい元アイドルの女の子役。ヒロインではなく、どちらかといえばバイプレーヤー的な位置ながら、話の筋が、作家として芽が出ず地元に帰った主人公のひとりが、もう一度作家として勝負する、ってものなので、小生は、劇中の女の子も、やがてアイドルとして都会に戻るのかな、そして中の人である森青葉も、本当にアイドルは区切りつけたのだろうか?とか妄想進めていたけど、当のあおちゃんはあのシーンは、劇中の女の子としては、そして森青葉としては、どうだったんだろうか!?

その他、あの猿岩石のもう一人、森脇さんが、作家を目指すという主人公の背中を押してやる演技が、なんかしみたね。これも現実を重ねた自分の妄想だけどもね。もう一人、確かに日本人離れした風貌の、ビリーさん役の方とかも楽しく笑わせてもらいましたな。

26日

朗読劇 マッチングアプリ:アップルボム(仮) 新宿シアターサンモール
塚本颯来出演

小生が知る限り、アイドル前の時代とか知らないので正確ではないかもしれないが、これがそらちゃんの興行作品としては初の作品となったと思う、爆走おとな小学生の朗読劇。これは、とあるマッチングアプリで皆幸せに、みたいな3つのエピソードを披露してハッピー、と思いきや、後日談ですべてのエピソードでその主人公たちが破滅的になってしまったことが明かされるというどんでん返しが待っていた、というブラックな作品。そらちゃんは小悪魔だったか小天使だったか、みたいなキャラで、3つ目のエピソードの主人公の心に語って、それをしなよ、とかそれはしないで、とかをささやくというガヤの役。活舌が良い彼女らしく歯切れ良いセリフの言い回しだったね。遠藤瑠香さんが1つ目のエピソードで出演していて、久々に見たけど素敵なたたずまいでした。

8月

2日・3日・5日・6日 舞台 犬の刺客2023 下北沢駅前劇場
平瀬美里出演

役者の道に進んだみぃちゃんは、現在知る限り2つの制作社の作品からコンスタントに出演作品をいただいている。一つは、アリスインプロジェクトで、もう一つがフォーエスエンタテイメント。そのフォーエスさんが、同じく作品を制作しているのが劇作家でコメディアンでもある友池一彦さん。両者は「注意書きの多い料理店」という作品で出会って以来、友池さんの作品にはかなりの出演を誇るようになる。その友池さんが、事情は知る由もないが、それまでのTOMOIKEプロデュースという演劇ユニットを解消してから、彼にとっても心機一転のリスタートになったのが、3回目の再演らしい本作で、みぃちゃんは主人公の、かつて少しだけ世で評判をえたお笑いコンビの「犬の刺客」のボケ担当の稔を演じる。内容は、ひとりは配信者、もうひとりは現役のコメディアンを続ける「犬の刺客」というコンビの、活動終了前後の楽屋での言い争い

劇中でもボケが当然あるんだけど、まず、彼女の身体運動能力が高い(ここでは身体の柔軟さだろう)ので、ボケと身体の動きがとてもシャープ。そのため身体の動きに視線が向くので、ボケとかの内容が良くも悪くも伝わらないのが、笑いになるという面白さが発生するねw。友池さんの作品では、アリスインの作品のように浮世離れした役ではなく、まあ「注意書き」では幽霊だったけどw、概ねが現実に居る一般の人の役なので、その分自然にふるまうのは難しいと思う。とくに本作は、年齢的にはアラサーでしかも一度は世に出て陽の目をみたが、今はくすんでしまったというところを表現するのはなかなかのハードルだろう。ってそれを求める小生の方がおかしいんだろうけど、やはり彼女にはそういう、なんていいうかリアルな芝居も空想キャラの大袈裟な芝居も、なんでもできる俳優を極めてほしいのね。今作なんかだと、たとえば声色を、回想部分ではやや高く、現実のシーンでは微妙に低く出すとか、いや高度なんだろうけど、ぜひそんな表現に進んでほしいね。同じことが相方役の藍星良さんにも言えるだろうな。

この作品はダブルキャストで、一方では稔役を、これもかつて共演した大原海輝さんが男性として演じていて、一回はシャッフル公演もあり。そちらはこれも友池作品の常連の国崎恵美さんが、良い影の支援者を演じていたり、小川香奈さんも、左遷された記者をアンニュイに好演されていたりと見どころ多数でした。

30日・9月1日 舞台 マジでときめけ少女たち!新宿シアターサンモール
播磨かな 塚本颯来出演

関係ないけど、ひとつ前の「犬の刺客2023」で、主人公の犬の刺客の支援者が、「SM〇Pのメンバーが2人とか揃えば、それはSM〇Pだ!」ってセリフがあるんだけど、これなんか、

播磨とそらちゃんが同じ作品にでれば、

それはもう、はちみつロケット!

ってことで2回小生は観劇しましたw。

これが先述したメイホリックさんの作品で、樹くるみさんが、またもアドリブで笑かしにきつつ、逆にアドリブをかまされて苦笑を繰り返すというところが見どころのひとつだったな。32歳で学生服をとかw、でも役者はそれで高校生を、その役者なりに高校生を表現して、我々を納得させたらそれで勝利だからねえ。しかもテレビや映画みたいに編集でどうでもごまかせるってのはない舞台だから、そういう点でも舞台の名も無き役者さんの方が、テレビや映画俳優より技術があるってのはうなずけるよね。

その点では、播磨は、ここでも軍人養成高校のキャプテンとして、まさに隙もなくピシっとしたたたずまいを見せ切っていたよね。播磨ってその点ではしっかり忠実な役者だし、役柄として遊んでよいものが与えられたら、それなりにアドリブとかもやることも、過去の作品(カラスカさんとか先述のバニモンとか)でできてるしね。あとはとにかく経験というか雑学レベルの知識が蓄えられたら、なお受けることが増えるだろうな。一方、立ちの芝居は、多分これが初、というそらちゃんは、播磨と同じシーンはほぼなくて、今回はコメディリリーフ的な部分が多かった役。その意味では、こちらも経験が積まれれば、仮に次回同じ作品に同じ役で出たとしたら、もっと面白いアドリブで遊べて笑わせることができたろうね。そらちゃんははちロケ時代から、笑わせるという点では天才的なものがあると小生は思っていたからね。次回作を早く期待したいね。

9月

13日 舞台 正典・まなつの銀河に雪のふるほし 池袋シアターKASSAI
有沢澪風出演

遠い10万年後の地球の日本らしきところの、寿命が20歳前後になってしまった人間のとある学校らしき集団に、10万年前に意識を閉じ込めてよみがえらせた女子が、最後の希望として人類を永らえさせるべく、別の星に移住した人類に救いを求めにゆくことの奮闘を描く、みたいなSF作品。めっきり文章を書く力もなくしてしまい?でしょうが、でも原作は、あのアリスインデッドリーの麻草郁さんなので、やはりガールズ演劇としては素晴らしいものだろうと思われる。

澪風ちゃんは、役名こそアンナクリストフというが人間ではなくどうやらデータスフィアと称されるAIの精霊的な?、それこそ言葉足らずですみませんな役どころも、劇中ストーリーテラーの役割を担ったりもする役。演出が松本陽一さんなのでオープニングアクト(全演者によるダンスパフォーマンス)もあって、やはりダンスの澪風ちゃんはキレがひときわ違う。そして今作はアドリブの遊びも、ひどくない範囲wであったみたいで、小生は初日しかみていないけど、回を重ねるごとにこちらもキレよかったみたい。二次元(声優)が目標の彼女だけど、こちらは立ちで元気良い澪風ちゃんも観続けたいね。

今回サイン会もあって、澪風ちゃんとは自身の都合でチェキ撮のみながら、その分結城美優さんと夢月さんとはお話もできた。結城さんは気風よく気さくで元気な人で、結城もう居ない?OKありがと!って感じが格好良さある。夢月さんは、丁寧で礼儀ある、知性を感じさせられる人で、両者は元3Bjrを介してながら一方的に何作も観ているが、いつのまにか3Bjr離れても、別作品を観続けている役者さんです。テレビだ映画だで華やかな人よりも実力あるという典型ですので、多くの人に観てほしいね。

16日・18日 舞台 さよならRADIO2023 千本桜ホール
平瀬美里出演

前作「犬の刺客2023」の上演前から、確か本作の告知もあったと思うが、すでに11月23日から12月3日まで上演の「降臨SOUL」という作品にも出演決定のみぃちゃん。空想だけど、オーディションでの受け答えとかもよいんだろうかね。先述した身体能力の高さ(動き)なんかも、とくに自作は日本の戦国時代が絡むみたいなので殺陣なんかでもできそう(実際アイドル時代に明治座で、そんな役回りで立ったこともある)って思わせるんだろうか。2023も順風満帆で帆を納められそうね。

内容は、災害を契機に地域のコミュニティラジオ局を立ち上げたメンバーが、地域の放送という役割と、小さくてもメディアだから話題になりたい一心で、その役割を逸脱してゆくというラジオ局の苦悩を描く、みたいな、メディアを知る友池さんならではの作品で過去2回上演されているもの。みぃちゃんは立ち上げ時は学生で、まさに立ち上げようと奔走した当事者。オープニングが、その初回放送のシーンなんだけど、その緊張を、手を握ったり、シャツの裾を握りしめたり、瞬きをするなどで見事に体現。そして暗転後の数年後のDJシーンでの、落ち着いて台本に目をやったり、サブとのアイコンタクト、後輩へのダメだし姿など、成長も表現していて素晴らしかった。この辺は経験も重ねたこともあるだろうけど、センスみたいなものかもしれないね。前作では声の違いで年月を、みたいな小難しい注文した小生だけど、心なしかそんな点も意識されていた?確かにDJトークの初回時と数年後の落ち着きなんかには表れていたね。そして、行き詰まりを感じていた自分自身への怒りも含めて感情爆発させるところは当然の良演で、この点も次回作が続く要因のひとつだろうかな。

他では、先輩役の原口誠さんが、話題になりたいために自演のメールを送っていたという設定なんだけど、序盤で「やらせ」ですか?と新人との何気ない会話に、遠い目後ろめたい目、そんな表情を浮かべたところが素晴らしかった。国崎さんは、災害で今も行方不明の母がいるのに、心配を隠すように明るく振る舞うところは素敵だし、いわくあるアイドル役の雪音まりなさんは、初舞台と思えないほど、不思議アイドル設定から気を抜いて、自然に今の女性っぽく振る舞う姿が、本当に自然で素晴らしい演技だった。みぃちゃんと匹敵するくらい応援札があって、なんかインフルエンサー的な人みたいだけど、これから露出も増えるんだろうかな。戯曲、って感じの、小劇場ではもったいない良作でした。

その他演劇等

以降は、この4か月間で、先述している、3Bjr出身者を追ううちに、彼女たちが出演していなくても観出した役者さんたちの観賞作品。こんな2~3行で済ませるのは失礼なくらい書きたいことはあるけど、時間上やむなし。誰かが検索したときに、ヒットするかもわからないけど、素敵だったことがほんの少しでも知れたら幸いです。

6月

28日 舞台 Heyばあちゃん!テレビ点けて! 新宿スターフィールド

蜂巣和紀さんが、演出だったかな?コント的な笑いもあるが、気が付けば涙させられる良作。高宗歩未さんや遠藤巧磨さん若松愛里さんなどの馴染みの助演者も素敵。

30日 舞台 ときめきステーショナリーズ デッドアンドリライブ GOTANDA G4

フォーエスエンタテイメント制作で、池田明日香が抑えめwの演技。スタダでは根岸花蓮さんと立沢萌々瑚さん。

7月

7日 舞台 幾度の群青に溺れ 紀伊国屋ホール

ほぼオウ〇事件が原案だった、宗教をめぐる悪事を通じて、人集団となるとその歯止めがなくなる様を描いた作品。高橋明日香さんが教祖のNo2の女性を無表情で演じるのが怖かった。藍澤慶子さんが脱会者ながら、教団幹部を被害者会が襲撃しているシーンでは、それを当然的な表情で見下すのも怖い。しかし中小演劇界はホントに広くて、いろんな劇団があるんだね。

14日 舞台 IN THE WOMB 2023 赤ちゃんといたい 新宿シアターブラッツ

千歳ゆうさん出演ということで観賞。最後の出産のところで、おぎゃあのBGMの時に、妊婦さんこんないい笑顔するんだろうなあ、って感じにさせられた。千歳さんも、女王シリーズなど、やや空想めいた作品でばかり観ていたので、現実に居る一般の人の役でも素晴らしいことを認識できたね。

21日 舞台 PIZZA大戦争2023 池袋シアターKASSAI

蜂巣さんが絡むと、ホント笑って最後は泣かされて、のパターン。でもそれが飽きるってのではないのが不思議。柏木佑太さんが、お前が騒動の一因なのに厚かましいのが素敵。比嘉ニッコさん、高宗さん、池澤汐音さん、永瀬がーなさん、山根悠さん、菅野英樹に野崎絵里菜、そして堀有里さんなどなど、蜂巣さんも良く知る人たちだから書けるんだろうか。

8月

11日 舞台 ヌールランド 零の世界 池袋BIG TREE THEATER

遠藤巧磨さんが、リベルテなどで遊ぶ部分と一転して、ある無人島に集まる新興宗教の団体を描く怖い作品。でも途中でリベルテばりの即興芝居、しかも観客のメモまで使うお遊びもあり、疲れさせない構成。結城美優、ほりゆりさん、藍澤さん出演ほほか、小山修平さんの、苦悩な自決のところが印象的。

18日 舞台 放課後ビアタイム15次会 Panic X’mas!! 上野ストアハウス

夏ながら年末のクリスマスが舞台で、サンタクロース日本支部の年末の忙しさをコミカルに描く、蜂巣さん作品。ヒロインの横道侑里さんがとにかく素敵で、みぃちゃんと暮れの共演も楽しみ。3つ目のエピソードの、認知症で余命少ない奥さんの願いをかなえたいという藤代海さんと奥さんの南名弥さんが、蜂巣作品恒例の泣かせを見事に表現されていたね。

23日 舞台 佐山家シンフォニア夏 中野テアトルBONBON

千歳ゆうさんがまたしても出産するという機会w。蜂巣作品ではないけど、福原英樹さんが笑いをとるところとかは蜂巣さん作品かって思えたw。3回忌とかの法要っていいな、って思わせられた良作でした。

9月

14日 舞台 アスター 中野スタジオあくとれ

高宗さんとラパン雑貨の真野未華さん、演出サイドの増野美由紀さんという3人の旗揚げ作品で、あの宇田川美樹さんも客演で駆け付けているという豪華な、高校文化祭の一幕を描いた作品。真野さんのわりと静かな芝居は初めてみたけど、目の力が素敵だね。生徒役の近野莉子さんは、きなこちゃん主演の「ゴルシス」で初見で、その後蜂巣さんとのイベントで観て、なんか印象に残っていたけど、この役も良かった。そして、はらみかさん!昨年カラスカさんで播磨と遊んでいただきありがたかったが、また遊んでいただきたい素敵な役者さんです。

30日 舞台 星よ女王に堕つ 六行会ホール

これは10月8日まで上演中の女王シリーズの新作。千歳さん、白石まゆみさんなど出演。ネタバレしないけど一点だけ、三田麻央さんのエリザベートと草場愛さんのアメリアは、フランスを後にして、次はどこを安住の地として彷徨うんだろうか?がとても気になるね。三田さんはカーテンコールでも相変わらずエリザベートであり続けるのが尊いし、草場さんもそれを優しく慕うアメリアで居続けるという素晴らしさです。

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