なんでも興味がありすぎる僕がたどり着いた境地

 僕は今まで何にでも合わせられる人だった。

ストレングスファインダーという人の強みを測定してくれる検査でも、適応性が何よりも強みだと出たので、その裏付けと考えている。

しかし、一方で何でもできる分、一番何がしたいのか?という問いにはめちゃくちゃ困った。

小さい頃はケーキ屋さんやお花屋さんとか、歌手に警察官など将来なりたいものには間髪入れずに答えた人もいるだろうが、困った。

なんでもやりたい。

なんでも興味がある。

だから困ったのだ。

実際、小さい頃から野球、水泳、剣道、空手、卓球、バレーボール、カヌー、登山と運動系はやってきた。

そして、大型バイクの免許と1級船舶の免許もここ数年で取得したので、体が老いてくる分、新たなフィールドを開拓しているような状況だ。

仕事も高校のバイトで餃子の王将からスタートし、工事現場、警備員、マクドナルドの厨房、料亭の厨房、レストランのウェイター、郵便配達、工場のライン、マネキン運び、マンション展示場の案内。

そして、放送業界で長らく撮影に携わり、社会保険労務士とってからは労基署、労働保険徴収室、全国健康保険協会、雇用環境均等室でも勤務。

コーチングの資格も取得し社労士と併用しつつ今はある。

最近はそれにプラスαで、ストレスフルな社会を解消したいと森林浴のツアーもし、お米も作っている。

ぱっと思い出すままに書いたので、いくつか落としているものはあるかもしれないが、改めて見返してもいろんなことに興味があったのだなぁというところだ。

僕のような人がいないので、どうかしてるのかと思うこともあったけれど、エミリーワプニックという人の書いた本に出会って、同じ人がいたと思って嬉しくなった。

否定的に捉えればきりがないけれが、

いろいろと興味がありすぎるというのを、それを強みだと考えればいい。

僕みたいなタイプを、造語でマルチポテンシャライトというらしい。

様々なことに興味を持ち、多くのことをクリエイティブに探求する人を意味するそうだ。

TEDでも100万回以上再生されているので、是非見ていただきたい。

結局何がやりたいという質問については、興味を持ったことをつなげて、新しいものをクリエイトしていきたいのだ。

僕の友人であるプロのコーチが、僕のことを診てくれて、あなたはイノベーターなんだよと言ってくれていたのとそれで完全に繋がったと感じた。

世の中というものは、多様な人で構成されていて、どの人も必要な場所というものは必ずあるのですけど、そこにたどり着けるかは、その人次第。

自分が変わっているなぁと思ったら、ラッキーと思うぐらいでちょうどいい。

人生は目を閉じる瞬間まで、山あり谷ありなんだから、絶えず向き合っていくうちに開けるのではないだろうか。

何も考えなくなるのが、一番怖いことかもしれません。

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