それでも生きている。
漠然と「ごめん」と思いながらもう何年も過ごしている。
誰に対しての謝罪なのだろうか。それはよくわからない。
ふと涙が溢れる日が続く。感受性が豊かすぎると割り切って生きている。
毎日がなんとも早い。とんでもない速度だ。
もうこんな時間か、と毎日思って同じように過ごしている。もはやループしているのではないか。あまりにも何もなさすぎる。
「平気なふりをしている人ほどつらいかもしれない」と想像するたびに、どこにも弱音は吐けなくなった。そりゃそうだ。みんな自分の人生でいっぱいいっぱい。