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”oowa”とは、1人の発話が苦手なダウン症の男の子が使うオリジナルの言葉「おーわ」に…

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”oowa”とは、1人の発話が苦手なダウン症の男の子が使うオリジナルの言葉「おーわ」に由来します。社会がまだことばと認識できていない行動やアクションを探し、尊重・共有することでオリジナルのコミュニケーションを模索するばづくりを目指して活動しています。

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  • せんせい、いっしょ。

    ちょっと変わった特別支援学校の先生の、ちょっと変わった特別支援教材の話。

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2024.04.27-28 出張oowa!【創造都市横浜20周年記念】急な坂スタジオ×Studio oowa「アトリウムで待ち合わせ」を横浜市役所で開催します!

急な坂スタジオ× studio oowa  現在2020年以来の横浜トリエンナーレ8が開催されていて、また今年は創造都市20周年ということで各地でイベントが開催されている横浜市ですが、oowaもその企画の一端を担当させていただくことになりました。 20年近く前に加藤が初めて関わったアートプロジェクトの現場から一緒で、10年前には西新宿でスタジオセンターという共同アトリエを一緒に運営していたアーティストの佐々瞬が仲人となり、<急な坂スタジオ×Studio oowa ”アトリ

    • 「注視教材」で目を自分のものにして、世界と出会う。(『せんせい、いっしょ。-特別支援学校のちょっと変わった先生の、ちょっと変わった教材の話-』#02 北野ちゆき)

      私は、現在特別支援学校教員14年目。 子どもから学ぶをモットーに、たくさんの子どもたちとかかわってきました。特別支援学校では、チームティーチングと呼ばれ、チームで指導にあたっていきます。1クラスを2~3人の複数の先生でチームで持つことが多く、小学部・中学部・高等部まである学校だと、教員の人数が100人を超えることもあります。いろいろな先生と一緒に指導にあたることが、特別支援学校の先生の醍醐味でもあります。 宮城県仙台市の大学で特別支援教育を学んだ私は、当初の希望通り神奈川県

      • 2024.02.03.Sat【ひとり教材展 at oowa】 開催のお知らせ

        oowaAP#4"知る" このたびStudio oowaでは、特別支援学校教諭北野ちゆきさんによる【ひとり教材展 at oowa】を開催します。noteにて連載中の<せんせい、いっしょ。-特別支援学校のちょっと変わった先生の、ちょっと変わった教材の話->で取り上げた、”快感”・”眼球”をテーマにセレクトした教材、25点を展示します。 一見玩具のようにみえるものたちが、「なぜ特別支援教材なのか」を知ることは、それらの教材を必要とする人たちの特性を知ることに繋がります。彼らと

        • 「快感教材」から自分の世界に没入しがちな子どもとの関わりをつくる (『せんせい、いっしょ。-特別支援学校のちょっと変わった先生の、ちょっと変わった教材の話-』#01北野ちゆき)

          #01 快感教材枕の角を指でぎゅっと押すとき。 ゆで卵の殻をむくとき。 マットレスにダイブするとき。 おばあちゃん家の障子に指で穴をあけるとき。 ママの二の腕をふにふに触るとき。 真冬の霜柱を踏むとき。 ピタゴラスイッチ みなさんの快感はなんですか? 特別支援学校の教員の仕事の1つに「教材づくり」というものがあります。100円ショップなどで材料となる日用品を買ってきて、カッターや両面テープなどを駆使して切ったりつなげたり、木材を加工したりして、その子にあった教材を制作しま

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