YouTubeライブの配信でやること ③配信のセッティング・音声など
こんにちは。Studio K配信エンジニアのウメムラです。
ヘッダーの画像にAdobeAIにて画像生成してもらいました。
タイトルは「渋谷のスクランブル交差点でカメラを持って踊るパンダ」
まったくスクランブル交差点ではないです。でもAIの世界には渋谷のスクランブル交差点はこの認識なのだと思います。人間はまだAIに勝てる。そう思っています。
音声はここを気を付けます
よんばち?よんよんいち?
これは音声の映像に乗せるためのサンプルレートです。現在のCDなどはこのサンプルレートは48khzで高音質。Apple Musicのロスレス音源やハイレゾ音源にいたっては192khz以上。
だからロスレス音源はコンプレッサーを使って・・・とか言うと詳しい人に怒られそうだからやめておきます。ただ言えるのはロスレス音源は再現性が高いので・・・
ライブ配信の映像は基本44.1khzです。いわゆるヨンヨンイチです。多分ビデオテープの音声規格の古のものはデジタルになった今でも残っています。
もちろん4K・8Kやダイナミクスレンジの映像や5.1chなどは192khzでもいいと思います。でもライブ配信です。基本データは軽くやります。
ので44.1khzがいいと思います。
デスクトップ音声は無効にしてください。
じゃないとパソコンのマイクが自動的に放送に乗ったりします。
音声のビットレートは可聴域のようなもの。160bitもいらないです。
本来は32でもいいと思っていますが・・・これはおそらくソフトの下限値が作れなかったのかもしれません。ので64にします。トラックと音声レイヤーの関係がまだつかめてないので・・・不安だったらすべて64にします。
1bite=6dbなのだが160bitとなると720dbなんて飛行機のエンジン並み・・・多分そんな意味合いではないと思いますが・・・そこまで大きくなくていいです。
録画の話
録画は一緒にできるのでぜひやっておきましょう
配信とともに録画もできます。これも高ビットレートになるとPCへの負荷が大きくなりますが・・・合成などの完成映像がアップするならここで録画は必須です。
本当はデッキがいいけど。バックアップの手段として・・・
映像ビットレート・音声レートは配信と同じレートになります。
注意する点は・・・.mkvなどというわけのわからない拡張子がスタンダードセッティングになっているのでそこをMOV、もしくはmp4にしてください。
これで一回適用してOBSを再起動させます。
再起動させないとmkvで録画されてしまいますからね!
黄色いワーニングの様なテキストは無視して大丈夫です。
内容的にエンコード(ファイナライズ)失敗する場合があります。くらいの話です。配信終わってもしばらくOBSを立ち上げたままにしておけばほぼこの失敗はないです。
配信のスケールとフレームレート
サイズです。一般的には・・・
1920x1080 30fps/60fps
1280x720 60fps
が主流です。PALはヨーロッパなどの映像規格。日本にある稼働しているカメラの9割9分はNTSCなので60fpsがいいと思います。ドロップフレーム・ノンドロップフレームの話で59.94fpsなどもありますがこの話はそのうちします。
便利機能として・・・
画面を行ったり来たりで申し訳ないです。
最後に・・・
設定の最初の画面にある
・配信を開始するときに確認ダイアログを表示する
・配信を停止するときに確認ダイアログを表示する
・配信開始と同時に録画も開始する
配信したら止められないので配信確認は絶対にした方がいいです。
次回いよいよ
YouTube配信が始まっても危機を乗り越えるための考え方を紹介します。
この構造を知っているとそこそこ配信に役立つと思います。