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IPOの古漬け投資で気をつけようと思っていること

IPOの古漬け投資の場合、通常の古漬け投資にはない『注意点』があると思うので、それを書いてみようと思います。_φ(._.  )


IPOはチャートや出来高がわからない

IPOは新規上場株です。
つまり、『上場したての株』です。

上場したての株ですから、上場後の相場の値動きを元に作られる『チャート』や『出来高』などの情報はありません。

チャートや出来高は、機関投資家含む多くの人が『どの辺りが買い時と考えているのか、どのような値動きになりやすいか』など、重要な情報を含んでいます。

IPO銘柄はそれが封じ手になっているので、その点については結構厳しい感じかなと思います。


大株主による売り爆弾が降ってくる可能性がある

IPO銘柄には大株主がいます。
上場後、その大株主が売り浴びせてくる可能性があります。

詳しくはカブスルさんの本『世界一やさしいIPO投資の教科書1年生』を御覧いただきたいのですが、上場後、特に大量の換金売りが出そうなIPO銘柄には気をつけた方がよさそうです。

大株主による換金売り規制の『ロックアップ解除』については、229ページあたりから書かれてあります。

228ページには、一般的に『上場後に換金売りされやすいとされているタイプの大株主』について書かれてあります。
(このあたりは普通の初値売りのIPOでも必読です!)

著作権の関係上、ページ写真をお見せすることは出来ませんが、ページ内の情報をお読みになりたい方は、⬇の本をお買い求めください。
(さり気なく宣伝 ( * ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾)


大きく投資しないように気をつける

長期間の投資や貸付けは、短期間のものよりもリスクが上昇します。
世の中、何があるかわかりませんからね。👀
リーマン級の金融危機とか東南海大震災が来るかも知れません。

古漬け投資をする場合、それらを乗り越えなければなりません。
体力のある大企業であれば乗り切れるかも知れませんが、まだ体力のない中小企業の中には乗り切れない会社も出てくるでしょう。

ですから、IPOの古漬け投資をするのであれば、あくまでも『余剰資金』で行うのが無難だと思います。

もちろん、IPOの中には ゆうちょ銀行のような、『最初からボスキャラ👾』みたいなのもありますので、そう言う場合には多少大きめに投資するのは全然ありだと思います。(^^ゞ
(カブスルさんの本に書かれてありましたが、カブスルさんはゆうちょ株のIPOに投資して何万円か配当金💰✨をGETされたようです)

あと、これはIPOには関係ない話ですが、大型の高配当株でも下げる時は下げます。
それもガッツリ下げる時はかなり下げます。
東証プライムの大型高配当株でも、買い時を間違えたらドボンです。

アベノミクス以降、株価指数ETFも基本は右肩上がりですが、リーマンショック後に他国が株価を全戻してるのに日本だけ沈没しっぱなしのこともありましたので、実は株価指数ETFだって万能ではありません。

結局のところ、どのような株式投資であっても『絶対』などと言うことは存在せず、いかに現在の企業価値より株を安く買えるか、将来の収益が安定か上向きかについて、常に観察し続けることが重要なのだと思います。


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