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エスター ファースト・キル

孤児院から養子として、ある一家に迎え入れられた少女エスターが巻き起こす恐怖を描いたホラー「エスター」のシリーズ第2弾。エスターが孤児院に入る前の前日譚が描かれる。

裕福な一家、オルブライト家の一人娘で6歳のエスターが行方不明になってから4年の月日が流れた。ある日、エスターが見つかったという朗報が警察から届けられる。父、母、兄は数年振りの再会という奇跡にこの上ない喜びを感じ、10歳に成長したエスターを迎え入れる。再び4人そろって幸せな生活を送ることができる。家族の誰もがそう思っていたが、4年ぶりに戻ってきたエスターは何かが変わってしまっていた。

2009年製作の前作では当時12歳で同年代のエスターを演じたイザベル・ファーマンが、25歳で少女エスター役を再び演じているので、さすがに違和感があると言うか一作目より大人なエスターの顔になっている、ここはまぁファンなので寛大な気持ちで許すとする。

一作目を観た人へのプレゼントのような感覚なので『わかってるよね?』って前提で物語がサクサクと進むのは若干不服ではあるけれど、逆にこの方が観やすいのは確かである。

なんとなく『チャッキー』の2を観るような印象です。

ただ、一作目のエスターの絵の謎にさらっと触れるとか、にくい演出は多々ありますので楽しいです。残念なのは『なぜエスターがサイコパスになったのか?』を描くものだと思っていたのが、最初からサイコパスだったので『は?』ってなった…しかし!!!!まさかまさかの展開!!!これはアツい!!!更なるサイコパス???エスターが怖いと思わせておきながらもっと怖いヤツが突如登場!!!嘘でしょ!?ええ!!??こんな展開面白くないわけがないでしょ!!!

だが・・・そこからじっくり展開する物語を観たいのにスピーディーにクライマックスへと物語が動く。勿体ない!勿体ないぞ!

もう次が観たいけれど、エスター役の女優さんは流石に限界なので、今後のエスターの生き様・・・・を描くのでしょうかね。

いずれにせよ、一作目ありきの二作目なので、二本セットだと思っていただきたい。

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