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【自己紹介】食物繊維をできるだけ摂らずに便秘になるな、と言われた私。

私は長年、広告や雑誌、Webなどで商業イラストやマンガを制作する仕事に携わってきました。(仕事としての)マンガは描けても、自分自身をネタにした日常のマンガはどうしても描けませんでした。

なぜなら、私はコンプレックスの塊で、自分のことがものすごくキライだったからです。

私は幼いころから「言いたいことを飲み込んでいた子」だった

私は両親や周囲の大人たちから「おとなしい子」「育てやすい子」という目で見られていました。「あなたは女の子だから」「あなたは良い学校に入って、良い会社に入って、良い人と結婚して、子どもを産むのがしあわせ」という(特に母の)強い価値観で、家事全般を手伝うのが当たり前、家族の世話をするのが当たり前という環境で育ちました。

でも、本当は違いました。

私は「言いたいことを飲み込んでいた子」だったのです。

「本当に言いたいことを言えない」「素の自分をさらけだせない」という悩み大人になっても続きました。そんなある日、腹部に激痛を覚え、救急車で運ばれ緊急手術&入院。「腸閉塞」という病まで発症してしまいました。「腸閉塞」は再発のリスクがつきまとう病気です。私は病院のベッドの上で、「言いたいことを飲み込んでいた強いストレス」が自分の身体とこころに負担をかけ続けていたことを初めて自覚したのです。

そして食事療法として「食物繊維をできるだけ摂らずに便秘になるな」という低残渣(ていざんさ)の世界を知ることになりました。当時は今ほどの情報も少なかったので、何をどこまで食べたらオッケーかという人体実験みたいな日々を過ごしました。「食事だけでなんとかしようと思わない方がいい」とも言われました。

立ち止まった時間が、人生を生き直すヒントを教えてくれた

仕事も、時代の流れと共に激変しました。昔のように紙と鉛筆さえあれば良かった時代は終わりを告げます。無料のイラスト素材が爆発的に増え、長引く出版不況の影響を受け、私は窮地に立たされました。

今後どうやって生きていけばいいの…

そんななかで、毎月お話を聞いていただいているメンターに指摘されました。

「仕事の見直しの時期かもしれません。もうそろそろ、自分のやりたい方向に進んでよいのでは?完璧なスタートを待っていたらいつまでたってもスタートできません。自分らしい人生を生きることが社会貢献につながりますよ。」

病気を経て、ストレスフルだった生活習慣を見直し、学び深めるうちに私は【食とこころのつながり】に強い興味を抱くようになっていきました。

そして当時ブログで発表していた私の低残渣食(ていざんさしょく)の体験談を必要とされる方があらわれるようになりました。中には涙を流して喜んでいただいた方もいらっしゃった。

私の中で「何か」が変わり始めていきました。こんな私でも喜んでくださる方がいるのだ、と。

みんな、ひとつにつながっている。悩みごとも根底ではつながっている

私は自分の悩みに対して、世界のどこかに同じように答えを必要とされる方が必ず存在するのだと考えるようになりました。

みんな、ひとつにつながっている。悩みごとも根底ではつながっている。

確かに今まで辛い・痛い・ショックな経験もしてきたけど、得がたい経験を積んだのだ、目には見えない「根っこの部分」を育てていたのだ、そして私の発信は「自分自身のしあわせを求めた旅」が原点だったのだと、気づきました。

それにより、これまでの人生経験に感謝し、長所も短所も含めた自分を容け入れられるようになりました。生きる力が沸いていくことで、私は【自分自身への信頼】を少しずつ取り戻していきました。

自分らしく輝いた人生を生きることが、社会貢献につながる。

いわゆる「天命に生きる(※本来の自分自身の立ち位置を知り、一人ひとりの愛の資質を活かす生き方)」を意識するようになりました。

noteでやりたいこと

このnoteは、もともとは「自分が忘れないように」と忘備録として書き始めたものです。病気をきっかけに見直した食生活や私の気づきなど、少しずつ掲載していきたいと思っています。

私の食事療法も、今年で13年目(2023年現在)。食物繊維をできるだけ摂らず、便秘にはならずに現在に至っています。

私は医療従者でもなければ、医学書を読んだわけではありません。ですが、低残渣食を実践中の患者でもあり、共に手を取り合い、どなたかのお役に立つのだとしたら、こんなにうれしいことはありません。

少しずつ書いていきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


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