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マレーシアのパンコール島に小旅行

マレーシアの島といえば、やはりペナン島やランカウイ島が有名ですよね。
はたまた東海岸のレダン島やボルネオ島のキレイな島を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。

今回はペナン島より少し南に位置する小さなパンコール島に行ってきました。

島への行き方

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日本から来た人には交通の便が悪いのが難点ですが、その代わり観光客であふれる島とは違い素朴なローカルリゾートといった感じの島です。

Lumutという町から船が出ています。
Jetty(船着場)には駐車場もあり、車で行って停めておくこともできます。
我が家からLumitまで車で1時間ちょっと。

駐車料金は新しいJettyで1日RM18でした。VIPparkingというくくりのJetty目の前は1日RM30と高額です。

古いJettyは1時間60sen、ペラ州のparking feeと同額なので、そう考えると高いですね。

ちなみにペラ州は1日駐車RM4です。

車で10分、スピードボートで15分で透き通る海に行けたコタキナバルと比べると遠いなぁーと感じてしまいますけどね。

船の乗り方と時刻表

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jettyは2箇所あります。
両方から船が出ていて、新しい方から出る船の方が若干キレイかな?
ただし、ローカル船なので期待はしないでください。
島までの所要時間は新しいjettyから15分、古い方からは30分と所用時間が違います。
船の本数も新しい方が多いです。
その分混み合う可能性もあります。

船がついてさっと降りられるわけでもないですし、船が遅れることも往々にしてあります。
乗車と下車、待ち時間を考えて1時間程度はかかると思っていた方が良いですよ。

新しいJettyをmarinaと言い、小さなリゾート島にあるjettyです。

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marinaでチケットを買う場合、事前に必要事項を入力し、発券番号を支払いカウンターで伝えます。

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古いJettyをlumutと呼んでいます。

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lumutからだと一度だけ時間変更が可能なのだそうです。
ただし、marinaのチケット販売所に注意書きとして、返金、変更ができないと記載されていました。

大人RM7(12才以上)
子供RM2.5


島の移動手段

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車で一周15分といわれる小さな島です。
Jettyを出るとピンク色のバンがたくさん並んでいます。言い値ですが、ひどいぼったくりはなさそうです。
jettyに料金表がありました。島の規定価格はあるみたいです。

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レンタカー、レンタルバイクもあります。
レンタカー5人乗りの乗用車で1日RM100、バイクはRM30と言われました。
ちなみに、jettyから島の北空港まではRM20。
人数にもよりますが、1人で貸切だと高いですね。
レンタカーと言っても、空港で借りるようなレンタカー会社とは違うので、午後3時から借りても1日分でした。
保険はないでしょうね。
島の道は狭く山あり坂ありです。
駐車スペースに困るところもあるので、バイクの方が動いやすいのではないかと思います。

ピンク色のバンは免税店前にもとまっていて、そこから行きたい場所に向かうこともできますし、誰も乗せていない車に手を上げれば止まってくれますよ。

ビーチ

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マレーシア西海岸の海としてはまぁまぁでしょうか。
正直キレイとは言い難い海です。
砂浜が狭く、急に深くなるため濁ってみえるのかもしれません。
割と近い位置に船が止まっているので遠くまで行くのは避けた方がいいですね。

主に西側にビーチがあります。

北からColar Beach.Tortoise Bay,Pasir Bogak Beach

Colar Beachの方が気持ち海もきれいです。

南側がホテルが立ち並んでいるのに比べ、Colar Beach付近はビーチ直結のホテルが少ないです。

その代わり猿がたくさん集まってくるので、荷物など気を付けてくださいね。

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ビーチから舟のツアーに参加できます。
店とかテントを構えているわけでもなく、砂浜に看板立ててハンモックで寝てるおじさんがやってる、ローカルちっくなツアーです。
そういう人が1人でないので、これが主流なのでしょうか。

値段は一律でないので、何か所か確認すると良いかもしれません。
もちろん、ホテルでもブッキングできると思いますよ。

私は海岸左右のビーチにいたおじちゃんに値段を聞いて決めました。

2時間でクジラ岩やクロコダイル岩、モンキービーチなどをざっと見て、魚に餌やり。(混み合っていたからかボートの上からでした)
北側のビーチと、小島のビーチで遊んで戻るというもの。
通常RM300なのだそうです。

左のおじちゃんはfix priceということでしたが、右のおじちゃんは半額のRM150!!
よしそれなら、と翌日予約しました。

翌日行ってみると、2隻ある1隻が故障したらしく、もうひと家族と一緒でもいいか、とのこと。
値段は全員でRM200、つまり1家族RM100とさらにお得になったので、
セランゴールから来たというファミリーと一緒に行くことになりました。
ちなみにバナナボートも1人RM16という破格でした。


島の観光

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●Galeri Panorama Pangkor

●オランダ要塞

●水上モスク

●自然保護区

●中国寺院

●ヒンドゥ寺院

写真はお昼休憩中で入れなかったパンコール博物館。(Galeri Panorama Pangkor)

オランダ要塞は一度破壊され、建て直されたようで、こぢんまりとしていました。
昔は要塞付近まで海だったらしく、その近辺では大きな岩がたくさん残っています。

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島の真ん中に聳え立つ山は割と高く、しっかりした装備があった方がよさそうです。
また、島の南には自然保護区もありますが、ここもしっかり靴を履いて行った方がよいですよ。

西海岸沿いに海亀保護施設があります。
ちょうど数日前に落石があったらしく、車が通れずに保護センターも閉館中でした。



ここでは海亀の赤ちゃんを見ることができます。

オランダ要塞から少し先に、水上モスクがあります。

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2017年に建てられた新しいモスクで、柱の模様が特徴的でした。
ただし、トゥドゥンやガウンの貸し出しがないため、持参しないと中には入れません。
一般的な観光客が訪れるモスクとは異なるので注意して下さい。

チャイニーズテンプル、ヒンドゥテンプルは島の北側にあります。
海岸南側がムスリムが住む地域なのに対し、北側はヒンディが住む地域となっているようです。
居住区がハッキリ分かれているんですね。

自然保護区も見所です。
実は、ホーンビル(サイチョウ)が人のいる地にやってくるんです。
自然保護区の中に入っても見られないと思ってたのですが、止まっていたホテルでビックリするくらい近くで見られました。

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観光客がエサをあげちゃうんでしょうね。
これは本当は良くないことなのですが、、、

オランダ要塞付近の木にも木の実を食べに来ていました。
シロクロコサイチョウだと思います。

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保護区の中を歩けば、もっといろんな鳥に出会えると思いますよ。

シーフード

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島に来たならぜひ食べたいシーフード。
restrantと呼べる店はほとんどありませんが、エアコンが効いてる室内の店はこちら。

Restoran Pasir Bogak 高佬海鲜饭



kedaiですが、店員さんの愛想がよくリーズナブルだったのがこちら。

Chao Sheng Seafood Restauran



私が行った時は時間が遅かったからか、ないものも多かったです。

パンコールで外せないのがからも食べられるカニ!
それからパンコール独特のラクサ。
ベースはアッサムラクサですが、辛すぎて食べられませんでした(かなりの甘党で)
麺がクエティアオのようなやわらかい麺でしたよ。

免税店がある

コーラルベイホテルのGFに大きな免税店があります。

並びにはスーパーマーケットがあり、ここも免税品がおいてあります。

Jettyを降りると左手に見えるのが立派な?建物。
おしゃれなカフェかと思いきや、免税店でした。



西の海岸に向かう道にも数軒の免税店。
やけにチョコレートが多いのですが、それほど安くなってる訳ではありません。
タバコは免税ですが、お酒は2020年末時点では許可されていないそうです。
あと、お鍋とかフライパン、シルバーや食器がたらふく並んでいました。
海外からきた旅行者は、わざわざマレーシアでフライパン買わないでしょうから、それだけローカルが多くくるということなんでしょうね。


ローカルリゾートのパンコール島。
外国人観光客が押し寄せる、ペナンやランカウイとは一味違う素朴な島です。

★おまけ★パンコールラウ島

海外からの旅行者にはこちらの方が有名かも知れません。

パンコール島はパンコール島とパンコールラウ島の2つの島があります。

ラウ島は小さな島で、「パンコールラウリゾート」という5つ星ホテルがあります。ちなみにこのホテルしかありません。

ガーデンヴィラで1泊3万円程度、シービューヴィラだと1泊5万円程度のお値段です。

Jettyからのラウ島行きの船は別の場所から出ており、ゆっくりのんびりするには最適です。

パンコール島のNipah Beachまでは4kmほど。ラウ島に泊ってパンコール島のビーチに遊びに来るというのも出来そうですね。

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