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公認心理師試験のお話*体験記的なもの

第4回公認心理師試験は無事に170点で合格し、公認心理師の登録証も届いた。私にとっては7年越しの夢が現実になった瞬間でもあった。

そもそも大学院に入学した時には、公認心理師の受験資格を得るため、ということも考えていた。でも、大学院に入学してから、大学(通信)に3年次編入で入って取った心理の単位と、現役の時の大学の心理の単位が合算できないことが判明し、一時は公認心理師の受験資格を諦めかけた。(私が充分に確認しなかったのが悪いんだけど、単位が合算できない、ってわかった時は本当に泣きそうだった)

ところが!

私の場合には、これまでやってきた仕事の経験でGルートという現任者向けの受験ルートでの受験が可能だ!ということがわかった。(私の仕事では、現任者の扱いにならない、って心理のお師匠さんに言われていて、これも自分でよく調べてなかったので、そうなんだ〜と思って、学部3年次編入からやり直していた。笑)

で、昨年度、現任者講習を受けて、今年、第4回公認心理師試験を受験できることになった。さっき7年越し、って書いたけど、わかっていたら第1回から受験可能だったってことで。泣 めちゃくちゃ遠回りした。

受験できる!となっても、現任者のGルートで受験できるチャンスは第5回(2022年度実施)まで。コロナがあって、日程が変更になったり。とにかく初挑戦だけど、合格しなくては!と思っていた矢先に、夏に体調を崩して入院した。

大学院生活での葛藤(いろいろな、本当にいろいろな)で身体化が起きたのか、診断はメニエール病だった。

この時は、大学院生活も諦めかけた。聴力の低下で、心理面接のクライエントさんの声を聞き取れる自信をなくした。めまい発作は不定期に襲ってきて、一度発作が起きると2時間以上動けなくなる。ああ、もう、こりゃ無理だ。ってな感じで、夏は入院先の病室でオリンピックの開会式を見ていた。入院先では気は焦るばかり。テキスト持ち込んで体調が良ければ問題を解いたり。

不測の事態に備えて、そんなわけで、早めの受験勉強は大事だと思う。

つづく。



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