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マスクの功罪*聞きまつがい増殖中…

マスク=今年の、マストアイテム!(買えなくて困ったりとか、もうすでに懐かしい)

大学院の対面授業が始まって、マスク生活で。
今更なんだけど
困ってることがある。

自分の耳が悪くなった??と思うくらいに、
若い女子の声が聞き取れないのだ。
時々何度も聞き返すのが悪いから
何となく適当に相づちうったりすらする。

もちろん純粋に年齢的に高音が聞き取りにくいのもある。けど、思うに私は、会話のなかで相当"目"を使うタイプだったと思われる。
会話しながら相手の口元を見て話してたのだ。
それが口元がマスクに覆われたら、いきなり聞き取り率が低下した。

心理の人たちは。基本小声なのだ、と私は思う。いや、そうではなくて、社会にまだ出ていない彼女たちは小声で成り立つコミュニティの中にいるのだ、とも考えた。何度も聞き返すオバサンになってしまったことが悲しい。そういえば昔、”オバサンてうるさいな”と思っていたことをうっすら思い出す。もはやそのオバサンになっているので、私は声もでかい。マスクの中で話される彼女らの声が聞き取れないこと、これには本当に困った。

しかし、郷にいれば郷に従え、である。

聞き取れないことは仕方ないにしても、私は全体的に勢いがありすぎるのだ。私はこれまでの声のトーンから5ランクくらいトーンダウンして会話することを心がけた。とりあえず、言葉数も減らす。極力。心持ちも使うエネルギーもまるで違う。でも、このくらいしないと、私だけテンションの高いオバサンになるのだ。仕方がない。社会人で学生になるためには色々と大変なのだ。

で、このやり方はそれなりに功を奏してる、ような気がする。

と思い始めた、昨日。久しぶりにショッピングモールに買い物に行った。

顔なじみの若い女性の店員さんと話していると、店員さんに何回か「え?」と聞き返された。閉店セールをやっているお店で会計の時に「お店完全になくなっちゃうんですか?」と質問したら、全く別の返事をされた。ので、もう一回同じ質問をした。強めに。

マスクで聞き取りにくい問題、は年齢のせいではなかった…?

何度も聞き返す若い店員さんを前に、とりあえず私は若干安心した。

でも、どうなんだろう。みんな困ってませんか?

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