人生で初めてスペースマウンテンに乗ったよ
こんにちは。すいです。
先日、ディズニーランドに行きました。
そりゃもう、楽しくて華やかで、気持ちが存分に上がる一日だったのですが、今回はとある目的があり、それを果たすために行ったのです。
そう!スペースマウンテン!
今年の七月に休止してしまうと聞き、人生で一回も乗ったことがないまま終わってしまうのは寂しいと思い、行きました。
絶叫系が苦手な私にとって、スペースマウンテンというのは富士急のような怖さがあり、今まで一度も乗ったことがないのは自然なこと。ただ、それにはスペースマウンテンはそこに在り続けるもの、まさか終わるわけがない、そのような油断があったのだと思います。終わると知れば、"乗ってみたい"。
スペースマウンテンを知らないままの人生を送れるほど、強くありません。
人生で初めて、"スペースマウンテンに乗るんだ"という気持ちを持って行ったディズニー。行く前も向かう最中も、特別な緊張感はなく、むしろ楽しみな気持ちの方が大きかったです。
しかし、スペースマウンテンに乗る前に、練習がてら乗ることにした、子供向けの小さめなジェットコースターを目の前にしたとき、急激な緊張を感じました。
そのジェットコースターには、今までに何回か乗ったことがあるのですが、私はそのたびにしっかりとした怖さを感じているのです。この怖さを基準としたとき、スペースマウンテンは私が耐えうる怖さの程度なのだろうか、そこからはみ出した怖さを感じてしまった場合、私は一体どうしてしまうのだろう、という不安が一気に押し寄せてきました。
今まで、漠然とした怖さだったものが、同じ類である絶叫系を目の前にしたことで、確かなものに変わってしまったのだと思う。
ただ、この怖さが"今からスペースマウンテンに乗るんだ"という熱も上げてくれ、ついに私は人生初のスペースマウンテンに乗ったのです。
感想は、怖かった〜〜〜〜!!!!!!
本当に、本当に。
暗闇の中、速いスピードで進んでいき、上がっているのか下がっているのかも分からなくなってしまうような、破茶滅茶感。
自分が耐えられる怖さをいとも簡単に開始早々から超えてきました。最悪です!
事前に調べていた、"ジェットコースターが怖く感じなくなる方法"も乗りながら試しましたが、全くダメでした。もう信用しません。
ですが唯一、"なるべく叫ぶ"という方法だけは、本当だったように感じます。ジェットコースターに乗るときは、いつも勝手に叫んでしまうので、特別意識はしていなかったけれど、叫ぶことで怖さが和らいでいる感覚はありました。
途中、叫び疲れて放心状態になってしまったとき、体が一瞬で「声を出さなきゃダメだ」という危機を察知する瞬間が確かにあった。
やはり、どんな時でも信じられるのは、自分の体。
「怖い!」を確実に受け止め、瞬時に解決方法を教えてくれる。
ネットにある情報よりも、自分の方が確かなときがあるのだと、気づかされました。
とんでもなく怖かったけれど、今は心から、スペースマウンテンに乗ることができ、良かったと思っています。乗り終わった直後の、体からすべてのものが抜けたような感覚は忘れることができません。
それはディズニーランドで感じる、もしくは人生で初めて感じるような気持ち良さでもありました。
みんながスペースマウンテンの話をしているとき、これらの光景を思い浮かべていたことが知れて嬉しいです。
今後は、スペースマウンテンに乗ったことのある人生を送ることができる。たった一回でも、経験してしまえば一生それを経験した人生になるのだから、すごい。
これからも、恐れずに知らない世界を知っていけたらと思います。
皆さんも、スペースマウンテンに乗ったことがなく、少しでも興味がある状態でしたら、一度乗ってみるのも良いかもしれません。その際は、ぜひ自分自身が察知する恐怖への対処法をお試しください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?