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「過去未来報知社」第1話・第93回-最終回-
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「過去未来報知社」第1話・第91回
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終わりました~(><)
去年の11月から始めた「過去未来報知社」。
ひとまずこれで最終回です!
重複している定型文もあるのであれですが、
126719文字、400字詰め原稿用紙317枚です。
三ヶ月毎日ちびちび書くと、これぐらいの枚数なんですねぇ。
今回は本当に瞬発力、
書いて出し、みたいな感じだったので
色々と変なところも山盛りですが「続ける」ってのは
けっこう何かの為になった気がします。
さて、次回は……やりた
「過去未来報知社」第1話・第93回-最終回-
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>>第92回
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<<第1回
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「六合に来たのは、大家さんとの約束のためですか?」
笑美の問いに、慶太は目を
いよいよ(多分)明日が最終回!
去年11月からなんとか続けてきた「過去未来報知社」ですが、
多分明日で最終回!
その場の瞬発力で書いてきたので
色々と「あれ~?」なところがありますが
とにかく「休まず続ける」(遅刻はしましたが(^^;))を命題に
ラストまで頑張ります~!
「過去未来報知社」第1話・第92回
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>>第91回
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「アカシが……私の……?」
ふっと周りの風景が変わる。
気がつけば、笑美は空中に浮いていた。
眼下に、うずまく緑の渦と、
谷底に落ちそうになっている笑美とアカシが見える。
「えっ?!」
「これは、あの10年後のアカシがむかえた過去だ」
振り向けば、大家が隣に浮いている。
「過去未来報知社」第1話・第91回
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>>第90回
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<<第1回
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ふっと脇に気配を感じ、笑美は振り返る。
そこには、陰鬱な笑顔を浮かべた婦人
「過去未来報知社」第1話・第90回
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>>第89回
(はじめから読む)
<<第1回
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大家は渦に鋭い視線を向けた。
「六合は群意識の強い村だった。
孤独を許さず、村民の意識の一体化を良しとする風潮があった」
「……それは、悪い事なのか? 今の時代だって、そうは変わらないだろう」
笑美を掴んだまま、慶太が首を傾げる。
「和、とか絆、とか。
俺がやってきたドキュ
「過去未来報知社」第1話・第89回
「私っ?!」
「危ない!!」
叫ぶような声と腕を引く強い力に気がつき、笑美ははっと気がついた。
緑の渦巻きに、飛び込むように自分の体が投げ出されている。
その腕を右手で懸命に掴んでいるのは慶太だ。
崖の縁に左手を引っ掛け、必死の形相で笑美を引き止めている。
その遙か頭上では、見えない壁に阻まれ、こちらに近づいてこられないアカシの姿が。
「どう……なってるの?」
「六合の胎動が始まったんだ
「過去未来報知社」第1話・第88回
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>>第87回
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<<第1回
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ふ、と気がつくと、笑美は町中に立っていた。
大きくも小さくも無い。でもそこかしこに人の息遣いを感じる町
歩行者が行きかう道を、遠慮がちにスピードを落として自動車が横切る。
足早に駅に急ぐ社会人の横で、小学生がふざけあいながら登校している。
甲高い笑い声に振り向けば、女児二
「過去未来報知社」第1話・第87回
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>>第86回
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<<第1回
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緑の洞穴。
目の前の渓谷を見て、笑美は思わず呟いた。
いくつかの尾根を越えた先には、びっしりと緑に覆われた渓谷がある。
あまりの深さ、あまりの深い緑に、
地球の裏側まで続く穴が空いている様に見える。
六合の裏山はそんなに標高はないはずなのに、
なんでこんな深い谷がある
「過去未来報知社」第1話・第86回
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>>第85回
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<<第1回
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「あの頂が、50年前のラストシーンを撮った場所ですよ」
「はあ、そうですか……」
頼まれもしないのに意気揚揚と撮影隊に参加した飯塚が、指を指して言う。
背後から息も絶え絶えについてくる笑美(と撮影隊)をあざ笑う如く元気だ。
「本当に、詐欺じゃないのか、あの爺さん……」
笑美ほ