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本棚ーなんども読むnoteー

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読みながら涙が出たnote、ニヤニヤが止まらなかったnote、誰かにおすすめしたいnote。本棚に並べておきたいnoteたち。
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2021年3月の記事一覧

私が14歳だった頃 #14歳の栞

わたしが14歳だったころ 廊下はわたしを押し返すように迫ってき 水着の面積は小さすぎた 教室はきゅうくつで たえず他人の不快な匂いに満ちており 大人たちは自分とは同じ生き物とは思えず 怒鳴ったり強いたり 意味があるとも思えない文字を黒板に羅列したりして こんな生き物には とうていなりたくないと思っていた わたしの首すじには炎のたてがみが生えていて 願えばいつでも違う世界に飛んでいけると知っていた わたし以外の誰もがそれを知らず 言えば笑われることも