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本棚ーなんども読むnoteー

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読みながら涙が出たnote、ニヤニヤが止まらなかったnote、誰かにおすすめしたいnote。本棚に並べておきたいnoteたち。
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2021年5月の記事一覧

「はじめに」を全文公開!書籍『#それ勝手な決めつけかもよ?だれかの正解にしばられない「解釈」の練習』

こんにちは、コピーライターの阿部広太郎です。新刊『それ勝手な決めつけかもよ?』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の発売【5/28(金)】を記念し、『「はじめに」という名の「招待状」』の内容を全文公開してお届けいたします。 【解釈は自由への翼】 ままならない日々がつづきます。どうすることもできない現実にうなだれることもあります。その中で思ったのは、今こそ「ものごとの捉え方が問われている」ということでした。「解釈」の仕方を工夫することで、少しずつでも、世界の見え方が変わるかも

ことばを贈ろう。最後の一言だと思って。

その日、彼は 一冊の本を手に、僕のもとにあらわれた。 平日の昼休み、突然の電話。 上司にことわり、待ち合わせ場所へ向かう。 友達と言っていいかわからない距離のトモダチ。 僕の興味をよそに、マニアックな知識を楽しそうに話すやつ。でもどこか、いや、全く憎めない、いいやつだった。 手にしていた本は、旅行の本。 どこがいいとか、ここは君におすすめだとか。 「なんで今、その話なんだよ」という本音が喉を通り過ぎて出てしまったけど、そんな会話も、彼とならいつものこと。 締

5月18日は、友達と待ち合わせする日。そして、新しい友達と出会う日。

5月18日は、ことばの日。 ことばを見つめ直し、 ことばを大切にする1日です。 わたしにとって、とても思い入れのある日なんです。 なぜなら、自分が制定に関わった記念日だから。 きっかけは、連続講座『言葉の企画2019』さかのぼること2年前。 2019年5月〜10月まで、コピーライター阿部広太郎さんが主宰している連続講座『言葉の企画2019』に通っていました。 この講座では、毎回、言葉と企画にまつわる課題に取り組むんだけど、第1回目、5月18日の講義では、「みんなで