会社は、人間が人間になるためのペースメーカー
自分は今自由だ。でもそれが楽しいかと言われれば全然そんなことはない。
毎朝、自分で起きる時間を設定し、起きて何をするかも全部決めて、遊んでもいいし、だらけても許されるという環境で、何かをするのはめちゃくちゃ根性がいる。
欲に負けてだらけたら、自己嫌悪し、自分に打ち勝ってやるべきことができたときは、充実感を得られるのが人間。
そう考えると、この自由さはしんどい。
自分で自分をより厳しく見張っていなければいけない。やるべきことも自分で決めて、集中できる環境を整え、モチベーションを上げて、みたいな。そうしていないと、すぐ堕落して、自己嫌悪の日々を送ることになる。
会社や学校はペースメーカー
その点、学校や会社は便利だ。
会社や学校に入ると、時間割を決めてくれる。
しかも、大体効率よく組まれるているし、自分の能力をフルに発揮して集中しないとできないようになってたりもする。
自分で計画するよりも、大体厳しく設定されているため、必然と成長もする。
そして、やらないといけないという緊張感もある。やらないと怒られるし、周りから変な目で見られる。また、みんなやってるから、やろうという気にもさせてくれる。
だからやらざるを得ないし、やる気にもなってくる。
確かに、自分が何をするかという自由は奪われるが、日々を確実に充実させてくれるし、成長もさせてくれる。それに、何をするかという方向性がマッチしていれば、ペースメーカー的な存在になる。
易きに流れがちな人間を管理してくれるマネージャーみたいな存在だともいえるし、社会的に立派な人間になるために、追い込んでくれるパーソナルトレーナーみたいなものともいえる。
ふつうマネージャーやパーソナルトレーナーは、高いお金を出して雇ったり、付いてもらうけれども、会社はタダ。なんならお金がもらえるらしい。
なんて素晴らしいところなのだろう。
早くいってみたいものだ。
PS.どうせなら、楽しめたり、ワクワクするような解釈をしたい
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