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剣と盾の怪奇録

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見た目の強い叔父と冷静な甥の出会う怪異を書いた、短編ホラーをまとめてます。 大体1話完結です。
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記事一覧

【創作小説】剣と盾の怪奇録「破魔弓」

最近、夢見が悪い。 よく覚えてないけど、鳥のようなものが纏わりついてきて、攻撃される。何…

宵待昴
2週間前
9

【創作小説】剣と盾の怪奇録「手鏡」

「旭、それ最近多いけど、自覚してやってんのか?」 「はい?」 居間で、少しぼんやりしていた…

宵待昴
1か月前
5

【創作小説】剣と盾の怪奇録「呪い紙」

旭の叔父・弥命は、最近調子が悪い。倦怠感と夢見の悪さが続いているだけなのだが、原因が分か…

宵待昴
1か月前
7

【創作小説】剣と盾の怪奇録「迎えに」

※前話「シキの駅」https://note.com/subaru9010/n/nd1b0eb496376?sub_rt=share_pw とセット…

宵待昴
1か月前
6

【創作小説】剣と盾の怪奇録「シキの駅」

※次話「迎えに」https://note.com/subaru9010/n/n303cc7b563a1?sub_rt=share_pw とセットの…

宵待昴
1か月前
6

【創作小説】剣と盾の怪奇録「埋めた話」

夕方。 縁側に座ってぼんやりお茶を飲んでいたら、いつ現れたのか、庭先に、白い着物を着て、…

宵待昴
2か月前
5

【創作小説】剣と盾の怪奇録「亀と作家」

旭が弥命の家に住み始めて、一週間ほど経った頃。 夢を見た。 家の前に、ガラス細工の小さな亀が置かれている。透き通る、緑色の甲羅が綺麗だ。旭が手に取ると、足の一本が折れていた。折れた足が、傍らに転がっている。 「可哀そうに」 折れた足を拾うと、急に場面が変わった。知らない建物。工房、アトリエ、そんなものだろうか。ガラス戸の向こうに、作業場のようなものが見える。棚には、様々な種類のガラス細工やアクセサリーが置いてあった。動物、花。皆、よく出来ている。旭が惹かれて少し見ていると、気

【創作小説】剣と盾の怪奇録「新天地と人形」

一人暮らしの僕の部屋が不審火により焼失したのは、夏の終わり頃のことだった。 大学に行って…

宵待昴
6か月前
4

【創作小説】剣と盾の怪奇録「帰り際」

叔父さんの滞在中、僕は結構その耳元を目で追っていた。大きな金魚のピアスが、涼しげに揺れて…

宵待昴
6か月前
2

【創作小説】剣と盾の怪奇録「口止め料」

祖父の葬儀がつつが無く終わった晩。 仏間に入ると、白地に赤い金魚柄の主張が激しいシャツを…

宵待昴
6か月前
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【創作小説】剣と盾の怪奇録「始まり」

僕が叔父さんと出会ったのは、祖父が亡くなり明日が通夜という晩だった。 寝苦しい夜。暗い縁…

宵待昴
6か月前
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