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クリエイターはDtoCのECを目指せ!

Daily Success Builders 2023-11-10

目次
2024年のトレンド予測
クリエイター業界の近況分析
EC業界の近況分析
クリエイター御用達ECプラットフォーム
背景
提案
斬新性
予告
【昭和な毒舌コラム】
クリエイターは国宝だ

2024年のトレンド予測

2024年のトレンド予測

ビジネスで優位に立つにはトレンドをキャッチすることが大切です。トレンドをキャッチするためには、まずは情報源を幅広く持つことが大切です。ニュースやSNS、雑誌、テレビなど、さまざまなメディアから情報を収集することで、多角的な視点からトレンドを捉えることができます。

2024年のトレンド予測を色々なところが発表していますが、共通しているのはデジタルや個人、サステナビリティに関連したことです。デジタルコンテンツを個人で創っているクリエイターは要注目です。私はクリエイターエコノミーに大きな可能性があると期待しています。
クリエイターエコノミーの市場規模は、年々拡大しています。2023年の世界の市場規模は2,110億ドル(約23兆円)に達すると予測されており、日本の市場規模も2021年で1兆円を超え、2034年には10兆円を超えると予想されています。
著しい成長が予想されていますが、クリエイター個人は対策ができているでしょうか。作品創りに夢中になって、作品をファンに届けることに気が回っていないのではないでしょうか。どうやってファンに作品を届けましょうか。2024年はクリエイターが自分の表現や活動によって収入を得るために、DtoC(Direct to Consumer)のECに注目すると、私は予想しています。

クリエイター業界の近況分析

クリエイター業界の近況分析

一般社団法人クリエイターエコノミー協会と三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が共同で実施した「国内クリエイターエコノミーに関する調査(2023年)」によると、国内クリエイターエコノミーの市場規模は前年比21.9%増の1兆6,552億円と推計されています。
市場の拡大には、クリエイターエコノミーの認知の広がり、他業界からの新規参入、既存プラットフォームの新サービスや機能の提供、法人からの資金流入、ユーザーとクリエイターのつながりを強化するサービスの増加、VTuber関連や音声配信サービスなどの新興サービスの普及、社会のデジタル化、AIなどの技術の活用など、複合的な要因が寄与しています。
また、メタバースやNFTなど、さまざまな技術の誕生や変化が注目を集める中、直近では新しいコンテンツやアイデアを生成する「生成AI」などが社会的な注目を集め、クリエイターエコノミーにも影響を与えています。生成AIはクリエイターにとって活用の可能性が幅広く、創作活動の支援だけでなく、それ以外の場面でも役立つケースがあります。
一方で、生成AIなどの技術的な変化は、クリエイターにとっても懸念事項があります。例えば、AIが作風を学習することで、自身の作風が模倣されるリスクや、著作権や倫理などの法的・社会的な問題が発生する可能性があります。クリエイターは技術的な変化や自身への影響を認識し、留意することが重要です。

EC業界の近況分析

EC業界の近況分析

コロナ禍の影響で、EC市場は急激に拡大しました。2022年のBtoC物販系ECの市場規模は13兆9,997億円で、前年比5.37%増加しました。EC化率も9.13%と前年より0.35ポイント上昇しました。
EC業界のビジネスモデルは、BtoC、BtoB、CtoC、DtoCの4つに分類されます。特にメーカー企業にとっては、中間マージンや手数料をカットできるDtoCがオススメです。EC業界のトレンドとしては、AIや5Gなどの新しい技術の活用、O2O(Online to Offline)からOMO(Online Merges with Offline)への移行、越境EC市場の拡大などが注目されています。
EC業界の最重要課題は「集客・プロモーション」です。ECサイトの構築は簡単ですが、競合が多くなる中で、自社サイトの魅力や差別化を伝えることが難しくなっています。
EC業界の売上ランキングでは、Amazonが1位、楽天が2位、ヤフーが3位となっています。これらの大手EC企業は、自社の強みを生かして、さらなる市場拡大を目指しています。

オリジナル商品を販売できるECプラットフォーム

クリエイター御用達ECプラットフォーム

クリエイター業界とEC業界の双方のトレンドを組み合わせた斬新な事業のアイディアを考えてみました。

私が提案する事業のアイディアは、「クリエイターが自分の作品を活用したオリジナル商品を販売できるECプラットフォーム」です。このアイディアは、EC業界のトレンドである「DtoC」と、クリエイター業界のトレンドである「個人クリエイターの活躍」を組み合わせたものです。個人クリエイターの作品をより多くの人に届け、クリエイターの収益化を支援する可能性を秘めた事業と言えるでしょう。

背景

近年、クリエイター業界では、個人クリエイターの活躍が活発化しています。個人クリエイターは、SNSやクラウドファンディングなどのプラットフォームを活用して、自分の作品を発表し、販売しています。しかし、個人クリエイターは、商品開発やマーケティングのノウハウが不足している場合が多く、商品の売れ行きに悩んでいるケースも少なくありません。

また、EC業界では、DtoCのビジネスモデルが注目されています。DtoCとは、メーカーが自社でECサイトやSNSなどを活用して、消費者に直接商品を販売するビジネスモデルです。このモデルの特徴は、メーカーが消費者の声を直接聞き、商品開発やマーケティングに反映できることです。

提案

「クリエイターが自分の作品を活用したオリジナル商品を販売できるECプラットフォーム」では、個人クリエイターの活躍と、DtoCのビジネスモデルを組み合わせた、新たなECプラットフォームを提案します。このプラットフォームでは、個人クリエイターが、自分の作品を活用したオリジナル商品を販売することができます。また、プラットフォーム側が、商品開発やマーケティングのノウハウを提供することで、個人クリエイターの商品の売れ行きを支援します。

具体的には、次のサービスをプラットフォームで提供します。

・オリジナル商品の企画・開発支援
・商品撮影・動画制作などのプロモーション支援
・物流・カスタマーサポートなどの業務代行

このプラットフォームを利用することで、個人クリエイターは、自分の作品を活用したオリジナル商品を販売し、収益を上げることができます。また、プラットフォーム側は、個人クリエイターの作品を販売することで、新たな顧客層の開拓につなげることができます。クリエイターはプラットホームを利用することで、販売する手間を削減することができます。その結果、作品の創作に専念することができます。

また、個人クリエイターが自らの商品やサービスを、サブスクリプション形式で販売するプラットフォームを提供することもできます。プラットフォーム上で、クリエイターは商品やサービスの詳細や価格、サブスクリプションの種類などを自由に設定することができます。また、クリエイターのファンはクリエイターごとにサブスクリプションに加入し、クリエイターから直接商品やサービスを受け取ることができます。

斬新性

このアイディアの斬新性は、次の点にあります。

・個人クリエイターが、自分の作品を活用したオリジナル商品を販売できる
・プラットフォーム側が、商品開発やマーケティングのノウハウを提供することで、個人クリエイターの商品の売れ行きを支援する
・サブスクリプションなのでファンは安価な料金で気軽に購入できる
・クリエイターはサブスクリプションで継続的に収入を得ることができる

予告

プラットフォームのアイディアが実現すれば、個人クリエイターの活躍をさらに活性化し、EC業界の新たなトレンドを生み出す可能性があります。サクセスビルダーズは、「クリエイターが自分の作品を活用したオリジナル商品を販売できるECプラットフォーム」の構築を計画しています。詳細につきましては近日中に発表する予定です。

クリエイターは国宝だ

【昭和な毒舌コラム】

クリエイターは国宝だ

この間、コミケに行ったんだが、いゃあクリエイターってスゲーな。思わず立ち止まって作品を見たよ。

コスプレの美女、萌え絵のイラスト、漫画の原画、フィギュア……どれもクオリティが高くて、見応えがあった。ホント、すげえよ。プロのレベルじゃねえか。

俺は、アニメとか、漫画とか、ゲームとか、そういうのが好きだから、コミケにはいつも行ってるんだけど、最近は、特にクリエイターのレベルが上がってるなあと思うね。

昔は、コミケって、ちょっとマニアックな人たちだけのイベントだったんだけど、最近は、誰でも楽しめるイベントになってきたよね。

そのおかげで、若いクリエイターもどんどん出てきてるんだよね。

特に、漫画の原画は凄かった。細かい筆致で、キャラクターの表情や動きが生き生きと描かれていた。

こんな作品が、アマチュアの若者たちによって作られているんだから、驚きだよ。

国を挙げてアニメを世界に発信する話があったけど、アレいったいどうなったんだっけ。いつも話だけでおわっちゃうものな。

ちゃんとクリエイターを育てないと、大損するぞ。

俺は、日本のアニメや漫画は、世界に誇る文化だと思うんだよね。

それを世界にもっと発信するためには、クリエイターの育成が重要だと思うね。

政府や企業は、クリエイターを育てる環境を整えるべきだと思う。

そうすれば、日本のアニメや漫画は、もっと世界中で愛されるようになると思うよ。

例えば、大学や専門学校で、アニメや漫画の制作を学べるコースを充実させる。

また、海外のクリエイターの交流を促進し、日本の文化を世界に広めていく。

こうした取り組みによって、日本のクリエイターが、さらに活躍の場を広げていくことを期待したいんだ。


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