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我思ふ Pt.145


皆様の素晴らしい毎日にデス・メタルで彩りと陵辱を与えてはいかがでしょうか。

デス・メタル…
まじめに聴いたことがあるだろうか。

「いやいや、ただの騒音だろ?」

「ウケ狙い?」

「ギャグ?コント?」

そんな声が聞こえてきそうですね。

個人的な意見だが、デス・メタルは極めて芸術性の高い音楽ジャンルだと思う。
エンタメ性が低いのは否めない。
どうやってノッていいのか分からんし、そもそもとんでもないスピードだし、とんでもない変拍子だしノレる音楽ジャンルではないし。
私がデス・メタルには出会ったのは、高校生の頃だ。
最初の出会いは、入口は比較的マイルドなジャンルになるであろう「メロディックデス・メタル」だ。
そこから私はどんどん本格派デス・メタルの沼へと落ちていく。

色々聴いたな…。
そんな中で究極ともいえるデス・メタルバンドに出会う、出会ってしまう。

それがカナダからの刺客
cryptopsy(クリプトプシー)である。

いやいや、このバンドは衝撃だった。
細々したディスコグラフィは省かせてもらうが、初めて聴いたのはデビューから二作目である、「none so vile」である。↓

もうね、笑うしかない演奏レベルの高さ。
多分初めて聴く人は不快感よりも先に笑ってしまうかもしれない。

そして名作である三作目!
これは名作中の名作だと思う。
それがこの「whisper supremacy」だ↓


いや、もうこの作品は「デス・メタルなんて…」とおっしゃるそこあなたにこそ聴いてほしい!

熱くなってしまいますし、五万字超えのスーパー長文になってしまいますのでレビューとかデス・メタルについての芸術性、cryptopsyについての詳細を語るのは端折ります。

私が今回言いたかったのはここからです。
皆さん、ここまで読んできて気が付きませんか?

そう、彼らの作品は…

ジャケットがドチャクソカッコイイのです。


どれもジャケットがカッコいいのですが、私一番のお気に入りのジャケットはコレだ。

2000年発売の四作目
「…and then you'll beg」だ!


ジャケット表



ジャケット裏


このジャケットに作品タイトルが、
「…and then you'll beg」
「…そしてお前は懇願するだろう」

たまんねぇな…。
男の子なら分かるでしょ?
おじさんがたまんねぇって言う意味分かるでしょ?

サタニズム、聖戦、聖書をモチーフにしたジャケットが多い彼らの作品の中で、この作品が唯一現代アート風のものとなっているのが興味深い。

これがジャケット一番のお気に入り

…だった…今月…までな…


2023年9月、彼らは11年ぶりの新作を発表した。

アズ ゴモラ バーンズ

である!

やばぁ!!

なんなんコレ!

カッコよすぎだろ!!


シビレます。
普通に震えます。

タイトルもしっかり聖書モチーフですね。
そうです。
ソドムとゴモラのゴモラですわ。
天使だか神だかの裁きを受けて焼き払われた町の名前…でしたっけ?
うろ覚えで申し訳ないです。

ちゃんと最後まで調べて書けよって思いますよね。
「でしたっけ?」じゃねぇよな。

大変失礼しました。

まぁいいや。

まだこの作品の中身は聴いていないのですが、ジャケットだけでかなりお腹が膨れております。

あまり性別に触れたくないのだが、男の子なら絶対好きよねこのジャケット。

今回紹介した以外の作品もかなりジャケットの芸術性は高いので興味のある方(いねぇか)は是非ネットで検索してみて下さい。


ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
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