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明かりを灯すために


気がつけば今年も終わろうとしている。
最後に更新した日付を見てささやかに戦慄した。こんなにも書けなくなっているのか。いや、「書かなくなった」というべきか。
昨年も同じようなことを考えていなかったかい、私よ。
まだまだ収まったとはいえない感染症のせいにしてしまうことは簡単だけれど。私の心持ちが変わってしまったのだと認めるべきである。

……というところまで書いていて、結局2021年のうちには書き終えられずにいた。どうにもならないではないか、と頭を抱える。

さて、そう。年が明けている。
2022年。
ついこの間に年号が変わったばかりという気がするのに、もう令和も4年だ。
昨年のことを振り返ってみれば、本来なにかしら書き残しておくべきだったこともいくつかある。ただそれを今ここで記すのは、きっともう違う。

ひとつ。
もしかしたら、ずいぶんと疲れていたのかも知れないと、気がついて。
残っている痕を治すことが私に必要なことだ。

さみしいことだね、と思いながら枯れた花冠を捨てる。今年はまずそこからはじめた。


明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


ここまでお読みくださり、ありがとうございました