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「#ゆるラクゴ」のつくりかたオススメ回3選(2023年上半期版)

どうも、ゆるラクゴプロデューサーのイエモトです。
昨日の続きです。【「#ゆるラクゴ」のつくりかた】のイエモト的オススメ回3選を記していきます。
本来、2023年分をまとめて3選としようと思っていたのですが、よくよく考えたら2022年に比べてエピソード数も多いため、今日は2023年上半期分(1月〜6月)で3選をご紹介します。
2023年上半期といえば、配信外では6月4日に「1周年記念オフ会」というイベントを行なったのはものすごく大きな出来事でしたが、オススメ回を選んでみたらぜんぜんオフ会とか関係ない回の選出となりました。不思議なもんですね。

①31席目【ゆるーくラクゴをつくってみたらカラスカァで夜が明けたよ】

2023年1月14日配信分。
古典落語でよく聞くフレーズ「カラスカァで夜が明ける」。夜→朝の場面展開の際に使われます。これが口にしてみるとなんだか気持ちいいのです。は?って思ったそこの貴方!ぜひ今言ってみてください!どうですか?なんだか気持ちいいでしょう?こんなに気持ちの良いフレーズを、大体一つの落語で一回言えるかどうかなんです。そんなのって!そんなのって無いよ!というわけで、作っちゃいました。「カラスカァで夜が明ける」ってたくさん言うゆるラクゴ。
この回は私イエモトがゆるラクゴを作ったのですが、作る上で、確か年末年始をかけて「なぜスズメやニワトリでなくカラスなのか?」「そもそも物語におけるカラスとは?」「誰が最初にカラスカァと言い出したのか?」などなどの謎を調べまくった記憶があります。で、結果全ての謎が謎のままだったもいう。。誰か卒論とかに出来ると思うのでテーマに選んでくだせえ。
こんな感じの古典落語の要素を利用したゆるラクゴを、2024年はもっと増やしていきたいなぁと思っております。
ちなみに放送内では、2023年1月の配信回ということもあり、「村神さま」とか「ブラボー」とか言って懐かしい感じがします。ほんの一年前なのに、、すっごい前な感じがしますね、、。あながち直近回の八五郎の感じは間違ってないのかもですね、、。

②34席目【ゆるーくラクゴをつくってみたら人生はマラソンだって言ってるやつにこれまでの人生で一人も会ったことないって気づいたよ】

2023年2月4日配信分。
ゆるラクゴネーム:シバイヌ魔球さん再登場!
昨日の2022年オススメ3選でもシバイヌ魔球さん初登場回を選出させていただきましたが、その続編のような回です。併せて聴いて下さい。
「人生はマラソンだ」って良い言葉みたいになってるけど、別に上手いこと言えてなくない?人生のゴールって死だけど、だとしたらゴールを目指すマラソンとはぜんぜん違うじゃん?というシバイヌ魔球さんのモヤモヤからゆるラクゴを作り始めました。これがまぁ難航して、一回仕切り直しで最初から創作会議パートを録ったような記憶があります。もうなんかマラソンを好きになろう!みたいになって、マラソンの起源とか調べ出したりしちゃって、収拾がつかなくなったかなんかで。。放送上は全カットしてるので分からなくなってますが。。
しかし、仕切り直した結果、この格言は単に言葉足らずなのが悪いということになり、そういえば格言やことわざとか慣用句って全部言葉足らずじゃね?そもそも今の時代、すぐ炎上するのにそれじゃダメだよね?という流れに。最終的には寿限無みたいなゆるラクゴになりました。このフォーマットはめちゃくちゃ使い勝手が良いなと思うので、別バージョンをイベントとかで見てみたいです。漫才とかでやってもいいかもですね。

③39席目【ゆるーくラクゴをつくってみたら本当の意味でエモいってこういうことかって肌で感じられたよ】

2023年3月11日配信分。
導入はフランダースの犬でした。久しぶりに聴いてぜんぜん忘れてました。
自分ら(30代)が子供の頃に感じていたジェネレーションギャップ的な概念を、今の10歳くらいの世代に当てはめたらどうなるのか?というテーマです。結果、一番良い題材は「笑っていいとも」であろうと。改めて考えると「笑っていいとも」が終わったのって2014年3月なので、今年で丸10年なんですもんね。なお、佐村河内さんも小保方さんも野々村さんも2014年。この年を越えられなくてテレビが衰退していったのでしょうね。だって久々に野々村さんのやつの文字起こし見たんですけどヤバすぎです。外出先で読むんじゃなかった。こんなん超えられないでしょう。

それは良いとして、そんな2014年生まれの方々にとって、その前からずーっとやっていた「笑っていいとも」はドンピシャでピンと来ないのだろうということになり、「笑っていいとも」の凄さを彼らに伝えるために「現代に笑っていいともがあったら?」というシミュレーションをするゆるラクゴをつくったのでした。ちょい行き過ぎて近未来感が強くはなりましたが、それなのにあの頃のいいともっぽさを再現できており、さらに世にも奇妙な物語みも味わえるというタモリ好きにはたまらない作品となっております。現在過去未来を味わえるエモゆるラクゴをご堪能ください。


というわけで、2023年上半期のイエモト的オススメ3選をご紹介しました。明日は2023年下半期3選をご紹介します。最後までぜひお付き合いくださいませ!

では、また。

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