見出し画像

売らないセールスの方法論について

最近は、DXの事ばかり仕事では考えています。

そもそもDXってなんなんでしょうか?

著書「DX入門」で僕自身は、デジタルを活用して圧倒的な顧客体験を構築して稼ぐ事と書きました。

実際に多くのDXのプロジェクトをご支援する中で、見えてきた3つのプロセスがあります。


DXを進める3つのプロセス

1:全体のワークフローやサプライチェーンを改めて俯瞰的に再整理する

2:単なるシステム開発やEC開発ではなく人間中心のサービス開発の継続

3:儲ける、儲かるビジネスをプロデュースする

結果として顧客体験が変わる

このような構造になっている事がわかりました。


さて、DXにおいて本当に難しいのはそのプロジェクトの後半になってもRFPを書く事が非常に難しいという事です。

つまりDXのプロジェクトとは、最終的にどんなモノを作り上げていくのか?がプロジェクトの終盤までわからないということになります。

実際に、どうやってスペックも決まらない、工数もわからないプロジェクトを営業しているんですか?とよく様々な方に聞かれます。

このように無形のモノやプロジェクトは、実際に増えていると思ってまして、こういったサービスを販売しようとすると何が必要なのか?について今回は考えてみることにしたいと思います。


セールスを分解する

まず理解したいのはセールスをこのように2つの行程に分けることです。

ここから先は

3,798字 / 1画像
この記事のみ ¥ 1,000

頂いたサポートは、災害地域やいくつかの支援を必要としてる社会的なプロジェクトに寄付させて頂いております。