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『庭、垢抜けました?』ーー称号を手に入れていた。


ふと、気づいたことがある。


そういえば、糸島で庭づくりを始めて叶ってしまっていた夢の存在。


それは………




『ヘッドガーデナー』になること!


ヘッドガーデナー、
それは植物園や大きめのガーデン、バラ園etc..のトップガーデナーに与えられる称号。

実は私はかれこれ7〜8年前?から園芸にどハマりし、園芸店でも2〜3年?勤務していました。
(年数が曖昧w。年数など、関心がないことに関しての記憶力がいつもニワトリ並みです)

園芸店に勤務すれば「植物に関するマニアックな話が出来る!」と喜び勇んで働き始めたのですが、正直そういうタイプのお花好きな人がほとんどおらず…物足りなさを感じていたのはここだけの話。
“園芸店という売り物の世界”と“庭づくりの世界”は似ているようで、ベクトルが違ったというだけのことです。

とまぁ、園芸店勤務を経て、
私が本当になりたいのは「ヘッドガーデナーじゃない⁈」と。
そんなことが脳裏をよぎりました。

でも私は生来飽き性で、自分がいくら好きなことといえど、3年先も好きでいる自信は何事に対しても、無い。
それに、ヘッドガーデナーがいる植物園やガーデンは、そもそも私以上のベテランさんがたくさんいるから、その方々と競争してまでなるつもりも全くない。
(競争とかが苦手。自分との競争にだけは燃えます)

と、言うわけで『ヘッドガーデナー』の称号は早々に諦めていました。


でも、でも!!
今庭づくりをしている糸島の土地は私のものではない&かなりの広さがある&私の好きにやっている。

これは!
『崖の上・波の音ガーデン』ヘッドガーデナー Saki
と言えるのでは!!!!

いつのまにか夢叶えてた、私。

こんな風に自分で自分をヨイショしてご機嫌を保っております。

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前置きがめちゃくちゃ長くなりましたが、
『崖の上ガーデン』で作業してきました!

前回は花壇をつくったところまで。

広すぎるし、傾斜強すぎるから、
手入れ出来るところだけを花壇に。
ここに土を足して植物が育つよう工夫します。


この土地は粘土質の赤土なので、そのまま植物を植えても育ちにくいことは目に見えています。
なので、有機質の土を別の場所から掘ってきて足す作業です。

全て人力なので、この単純な作業がなかなかのもの。

黒いバケツに土を入れ、よっこらせ。
これを繰り返す……
ここまで土を足しました!
本当はもうちょっと足したいけど、
頑張りすぎてもアレなのでぼちぼち。

この場所は一旦終了!

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『崖の上ガーデン』で、この花壇以外にも
「工夫すれば結構いい感じになるかも」と目を付けていた場所があります。

それは裏側の崖!
(また崖!!崖しかないヤバみ)

家の裏側の
この部分。
けもの道のようなものが。。


ちなみにこっち側から登った先にある階段の上り口に、
つのだふむさんの漫画『糸島STORY』に出てきて不気味さをめちゃくちゃ醸し出していた、石像があります。

※『崖の上ガーデン』は『ヤバハウス』の庭の部分なんです。


その不気味な石像がこちら!

ぎゃーーーこわい!!
なんで目だけツル這ってるの!

最初見た時ちょっとゾッとしました。。
でも『糸島STORY』のおかげですぐに「これかぁ〜」って思えました。

怖いので、周囲の雑草を取り除いたのですが、

それでもなんかこわい。

昭和の遺物という雰囲気で、時空が歪みそうです。

まぁ、草を刈ってかなり日当たり良くなったし、この石像が素敵に見え始めたら庭もいい感じに成長してるということで。


そんなこんなで庭の裏側に可能性を感じたので、まずは作業しやすいように足場をつくろうと!

本当は杭で階段をつくりたいけど、ちょっときついので地面を掘ってつくる簡易階段でとりあえず。

こんな感じで掘って足場を。


最終的にこんな感じに↓

家側から見た図。

写真だと分かりづらいのですが、一応歩けるようになりました。


この道の両脇にクリスマスローズや紫陽花など、日陰でも育つ植物を徐々に植えたいなと思っています。

日本の里山らしい植物が、『崖の上ガーデン』には似合うと思うので、そういった植物を合わせたいなと。


最後に、
立ち寄った『波の音ガーデン』で先住の方が出てきて挨拶をしてくれました。

あら、可愛い。
私を警戒しつつも、話は聞いてくれます。
この場所をよく知っている、先輩らしさを感じました。

左耳がカットされているサクラ猫のようなのでメスかな?
小顔で声も可愛らしかったからきっとメスです。

この猫のおかげで、なんだか和みました。

おしまい。

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