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ジョルジュ・ルオー展 かたち、色、ハーモニー(ほぼ写真)

ジョルジュ・ルオー展に行ってきました。

19世紀末から20世紀前半のフランスで活躍した、最も革新的な画家のひとり、ジョルジュ・ルオー(1871-1958)。宗教的主題や、晩年の輝くような色彩で描かれた油彩、デフォルメされた親しみやすい人物像は、多くの人を魅了し続けています。本展は、当館開館20周年を記念するルオーの本格的な回顧展です。ルオーが、自身の芸術を語るのに繰り返し用いたことば「かたち、色、ハーモニー」をキーワードに、画家が影響を受けた同時代の芸術や社会の動向、二つの大戦との関係にも触れながら、ルオーの装飾的な造形の魅力に迫ります。

本展には、フランスや国内の美術館より、ルオーの代表作が集結します。パリのポンピドゥー・センターが所蔵する晩年の傑作《かわいい魔術使いの女》や《ホモ・ホミニ・ルプス(人は人にとりて狼なり)》、手紙やルオーの詩など、本邦初公開作品を含む約70点が会場に並びます。日本におけるルオーの最も充実した回顧展のひとつとなることでしょう。

公式サイトより引用

最近、一部「写真撮影可能」にしている美術展が増えてきましたね。観覧者たちがSNSなどで拡散することで、宣伝効果を狙っている面もあるようです(実際、SNSでご紹介ください、と明記している展示会もあります)。時代はどんどん変わり、価値観も変わっていきますね。

今回も、撮影OKエリアのルオーの絵をご紹介。

キリストとの親しき集い
キリスト教的夜景
秋の終り
秋の夜景
キリストと漁夫たち(左)、秋の夜景


大木のある風景
受難(エッケ・ホモ)(左)、可愛い魔術使いの女

<かわいい魔術使いの女>は、最初は裸婦だったんですね。

以下、パンフレットを撮影。

ルオーは太い輪郭線のイメージがありますが、初期の<自画像>(左上)や、<死せるキリストとその死を悼む聖女たち>(右上)のような画風だったのですね。
<死せるキリスト…>は、レオナルド・ダ・ヴィンチの影響を受けているとのこと。確かに、少しモナ・リザ的です。

<余談>
5/18は入館料が500円になるそうです。でも、その日は混むだろうと思って、正規料金1200円を払って観覧しました。おかげさまで空いていました。

・・・観覧後に、ホームページ割引券があったことに気づきました。まあ、経済をまわせたと思えばいいや。これから行く人は、ぜひご活用ください。

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