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母親12年目

保育園児末っ子がインフルBにより、今週の平日フルで出席停止。
今シーズンはまだ、山場が続いている。

というより、2023年度は次々と子供が体調不良に襲われ、月1で誰かが発熱。
インフルもしくはコロナ、あるいは原因不明の高熱。
これが毎月誰かにエンドレスループなのである。

コロナ禍でほぼ風邪を引かなかったため、3年分の発熱が一気にやってきたような1年であった。

というわけで、家でできる仕事もやり尽くし、それでもなお時間を持て余すため、最近の我が子事情を振り返りたいと思う。
子育ては、こんなに親子ともども日々頑張っているのに、忙殺されすぎて記憶を失うのだ。

まずは長男12歳。
重度の食物アレルギーで、バターで炒めたカレー1滴ですら、アナフィラキシーショックの症状が出る。
小学校入学時から給食の配膳には、学校にかなりお世話になった。
現在は1日に3ccの摂取までは問題ないが、中学進学にあたり、やや不安である。
それ以外は、本人のやりたいことをそれなりにやりながら、反抗期を迎えながらも良い人間に育ってきてくれていると思う。
図書館の本を、棚ごとに読破していくという趣味を持つ。
私より博識、聡明なのではないかとも思う。
精神年齢がまだまだ幼いところが課題かもしれない。

次男は大好きなサッカーをよく頑張っている。
練習に必要な準備も自分でやり、行き帰りも友達と一緒で、もっとも自立しているのが次男である。
試合の日は、自分で早起きしておにぎりを作る。自分自身の子供時代と比べて、そんな小学4年生の次男を本当に心から尊敬する。
買い物に出かけても、私が支払いをしている隙に商品の入ったカゴを持って袋詰めをしてくれるのだ。

そして末っ子長女。
彼女は運動が好きで、土曜に水泳と体操を習っていて、それでもなお体力があまりあるほど元気いっぱいだ。
勉強にも興味津々で、プリント学習やそろばん、習字もやる。自らやる。
習い事ではなく、誰に言われるでもなく、自分のタイミングでやるのだ。
絵本も好きで、長男と共に図書館に通い、絵本を借りまくっている。1人で好きな絵本を予約しては、頻繁に図書館から電話が来るのである。
自分の意思が極めて強く、口が悪い。
私に似てしまった。運動神経と勉強熱心なところ以外は私の生き写しだ。済まない。

そんな子供達だが、私の子育てステージが一段階進んだ。
食物アレルギーの子育てに、発達障害の子育てが追加されたのだ。
上記の子供3人のうち、1人にASD、ADHD、LDの診断がおりたのだ。

誰だかお分かりになるであろうか?

そう、1番自立している次男に、診断が降りたのだ。
もちろん、長男も長女も兄弟児かつその傾向も強いのだが、学校生活ではみ出したのが次男だった。
睡眠もうまくいかず、学校で支障をきたす。
集中できず、着席できず、学習もうまくいかない。癇癪が起きて、授業に出られないこともあった。
それに焦った私が、病院に連れて行ったのだ。

もともと、幼い頃から特に彼の発達障害を疑ってはいた。
なぜなら、自分も夫もその傾向があったから。
私によく似た次男を、何とかしてやりたかった。

診断が降りたとき、全部もち過ぎて笑ってしまった。
当時の私は、彼の学校生活が上手くいかないため、病院に行くことで彼を定型の箱に閉じ込めようとしていた。
その愚かさを、思い知らされたように思う。

今の私もさほど変わってはいないが、サッカーを頑張る次男の自主性を伸ばしたいと思えるようになった。
彼の努力できる範囲で学習に取り組めば、どんな高校でも進路でもそれが合格点なのだ。

ただ、目を動かすことが苦手で、ワーキングメモリが低いので、ここの訓練を家では頑張ってもらうようにしている。
目を動かすのは、サッカーのため。
英語や漢字の読み書きに対してハードルを少しでも下げるため、コグトレやビジョントレーニングをしている。

まぁ、その教材をやるのは長女の方が熱心なのだが。

というわけで、おすすめの教材を学校の先生にも尋ねながら、我が子に実践しているのが私のライフワークに追加された。

次回は、自分の記録がてら、発達障害の自宅トレーニングについて主にまとめたいと思う。
もちろん、発達グレーのでも、定型っ子でも、合えば誰にでも有効なので、全人類におすすめである。

悩みは尽きぬ、先の長い子育てであるように思うが、私はもう折り返し地点を迎えている。
この悩みが、いつか幸せな日々だったと振り返られるよう、祈ろう。

ここを見つけてくださり、最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。

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