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分かち合いベースのビジネスを作る方法。

 あるお店に妻を連れていった。そこは財布やバッグなど革製品のアトリエ兼ショップである。無造作に並べられた商品を手に取って見つめる目はキラキラと輝き、形や色の違うバッグを代わる代わるうれしそうに肩にかけていた。いつもクールな妻にしては非常に珍しい光景だった。

 ちなみにぼくも、一発でファンになった。ひと言でいうと、そのお店には愛が溢れている。一点いってんの作品とも呼べる(でもそんなにかしこまってはいない)革製品が大切につくられていることが伝わってくる。ゆえに、不思議な表現になるのをお許しいただきたいが、財布やバッグたちが喜んで笑っているように感じられるのだ。

 あなたにも気持ちよく買い物できたり、そこのお客さんやクライアントになることがうれしくなることってありませんか?

 そのビジネスが分かち合いベースでおこなわれていると、売り手買い手もストレスがなく、うれしい。喜びのエネルギーで無理なく発展していく。すでに一部ではこの形でおこなわれていて、これからのビジネスはそちらの方向に流れていくと感じている。

 ということで、今日の「末吉さんの文章喫茶店のようなところ」では、分かち合い型ビジネスの作り方について書いていきます。このモデルって、稼ごうとがんばらなくても、自然とお金が入ってくるようになるんですよね。

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ふぅ〜っと心が落ち着く、静かな情熱がわいてくる、ちょっぴり運がよくなる、みたいな効能があればいいな。日曜日と水曜日、週2回丁寧に淹れたコーヒーをお出しするように記事をお届けします。

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