【2023】今年読んだ漫画たち|自分的ベスト3は?
もう3年目になる漫画の振り返り。
大好きな漫画から色々学びたいから、誰のためでもなく自分のために、自然と振り返っている。
今年も、ベスト3と番外編を選出してみた。
3位『19番目のカルテ 徳重晃の問診』
「総合診療科(または部)」を知っているだろうか。
専門化・細分化しすぎた現代医療の中で、全人的に人間(患者)を捉え、特定の臓器・疾患に限定せず、多角的に診療を行う部門のこと……らしい。
私も数年前まで知らなかった。
医療の発達と共に専門知識が膨大になり、
「お腹が痛い=これって何科に行けばいいの?」
と悩んでしまいがちな昨今。
総合診療科の存在はとても重要だと思う。
『コウノドリ』っぽい雰囲気の優しさがあり、各キャラも素敵。医療だけでなく、介護や周辺のことまで網羅されている。
医療に興味がなくても読んでみてほしい漫画だ。
2位『正反対な君と僕』
去年ネットで無料部分を読んでいた時にはサラッと流していた。
が!!!
第41話がすごーく良くて、一気にドハマりして本を購入。
平くんのネガティブさに共感してしまい、時々ほろっと来てしまう。
私も昔から基本ネガティブだから気持ちがすごく分かるんだよね……
それ以外のパートも、感情や気持ちの揺らぎがとってもリアルで繊細。
会話を話の進行の都合上で入れているような漫画もたくさんある中で、純粋に人と人とのコミュニケーションを描いてくれている。
ピュアな愛情・友情が、ここには確かに存在する。
1位『鋼の錬金術師』
言わずと知れた名作。
息子と共にハマってしまった。
生と死、他人との関わり、生きる姿勢。
そんなことを、アツい展開の中で感じさせてくれる内容。
どのキャラクターもすごーく良くて、味わいがある。最後の終わり方のところに少々モヤっとしたけれど、読めてよかった。
当時の詳しい感想noteはこちら。
番外編『しょせん他人事ですから』
漫画というより教材。
ネットがに身近になり、若い子や子どもが悪さする場所ネット上になりつつある。その過ちが、未来永劫デジタルタトゥーとして残ってしまう時代。
親も子どもも1回は読んで把握しておいたほうがいいかもしれない。
誹謗中傷・炎上・SNSトラブルなど、とても勉強になる。
他のタイトル(23シリーズ)
他、2023年に読んだ漫画はこちら。(以前から読んでいるシリーズは除く)
『お約束のネバーランド』
『ハイパーインフレーション』
『ひともんちゃくなら喜んで!』
『これ描いて死ね』
『地球のおわりは恋のはじまり』
『NANA』(再読)
『ブスなんて言わないで』
『一ノ瀬家の大罪』
『人間消失』
『クールドジ男子』
『ちいかわ』
『銀の匙』
『幽☆遊☆白書』(再読)
『PLUTO』
『僕だけがいない街』
『テンバイヤー金木くん』
『キング様のいちばん星』
『悪魔の論破』
『龍とカメレオン』
『片想いミステイク!』
『メッセージ』
『薬屋のひとりごと』
『氷の城壁』
娘が『ちゃお』を読むようになり、娘の強い希望で読んだ本も2つほど。
手塚治虫×浦沢直樹の『PLUTO』はとても深い話で良かったけれど、『20世紀少年』を読んだ時に感じたような恐怖は無かった。
あとはTwitterなどでオススメされたり話題になってたから触れてみたりした程度で、自分から「これ読みたい!」と読んだ本は少なかった気がする。
一緒に漫画を楽しんでいた息子が最近は小説や文字のみの本も読むようになったので、そこまで漫画を欲しなくなったせいもあるのかも。
とは言え、漫画はやっぱり大好き。
まだまだ未知の素晴らしい物語がたくさんあるので、引き続き楽しんでいきたい。
2022年・2021年のバージョンは、こちらから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?