見出し画像

各SNSの使い方・棲み分けの分析

フリーランスの友人やお店を持つ友達から時々相談されるのは、SNSの使い方だ。

「SNSが苦手」と公言する人も多い。「得意だ」と言う人はあまりいない気がする。

もちろんそこに謙遜もあることは理解しているが、
「面倒で…」
「どう使い分ければいいの?」

とよく言われるのもまた事実で。
もしかしたら、少しもったいないかも。

企業や団体ののSNS発信を請け負った経験から

  • 地道に効果的な発信をしていれば、バズらなくても注目される

  • アンテナを高くしている優秀な人材や潜在顧客の目に留まる

と実感しているからだ。

参考までに、自分なりの各SNSの分析・使い方・棲み分けを記録しておこうと思う。

ただ、SNSの仕様はどうしても年単位・月単位で変化していくもの。
あくまでこれは現状(2023年6月現在)の認識であり、今後変化する可能性がある。更新したらその旨追記予定。

また企業秘密的な部分までは公開できないので、あくまでもざっくり所感として。

note

【特徴】
とにかくシンプルで読みやすい

文章を使って仕事をする人に合っている
最低限の文字装飾なので、見た目よりも中身で勝負

みんなのフォトギャラリーを利用すれば、写真を用意しなくてもTOP画像が作成できる

有料noteを販売できる
note利用者でなくても「スキ」を押せる
AIアシスタント(β)を展開中

【私の使い方】
2020年から開始

ブログにするほどではないがTwitterでは長すぎる場合に利用
月1くらいのペースで執筆

みんなのフォトギャラリーに写真を投稿しており、たまに利用されている


Twitter

【特徴】
言わずと知れたTwitter!
「怖そうで使わない」という人も多い

RT(リツイート)機能があるからバズったり炎上したりしやすい反面、デマや誤情報は見分けやすい

使っているのは主に活字が好きな層、男性も比較的多め
企業も割と力を入れている

イーロン・マスクが関わるようになって以降、アルゴリズムが大きく変化したりサイドパーティを排除したりしていて、運用コンサルも悩んでいる様子

【私の使い方】
2011年から私用で使っていた(ほぼROM専)

2018年から今のアカウントを開始
ビジネスの告知だけでなく、気づきや学びのアウトプットとしても利用
読書記録・TV感想で著者・出演者に直接声が届く場合もあるのが嬉しい

企業公式アカウントも複数運用中
フォロワー数を伸ばすことはもちろん、フォロワーとの交流や「多くの人に広く知ってもらうこと」を大事にしている
日々アンテナを張り、炎上させない対策を実施中


Instagram

【特徴】
昔は「写真加工アプリ」として使う人も多かった

ここ数年、企業・著名人が力を入れているSNS
TVや雑誌や本がどんどん売上を落とす中で「インスタグラマーになることで利益を得られる」と、参入者が増えている

Twitterと違ってRT機能がなく、デマ・誤情報が訂正されにくい

若者はプライベートアカウントを作成し、仲間内で楽しんでいることが多い芸能人や推しを見るためにアカウントを作成し、自分の投稿をしていない人も結構いる

投稿(ポスト)には写真UPが必須なので、少々ハードルは高め
ストーリーズ(24時間で消える投稿)は気軽に使いやすい
リール(短い動画)は新規フォロワーを獲得しやすい
インスタライブも人気

プロフィール欄の下の1か所しかURLをリンクとして貼れない
プロフィール欄と投稿との間にハイライトがあり、以前のストーリーズを残しておくことが可能

【私の使い方】
2018年から開始

以前は単に写真を加工してUP(時々文字入れも行う)
2022年以降、Canva(キャンバ)で文字入れしてから投稿するように
ごく最近、リールを作成し始めた

企業公式アカウントも複数運用中
今後はリールも活用していく


Facebook

【特徴】
本名登録が基本(最近は少し緩和されている)
表示の仕方によっては「○○の友達の友達」などと分かるため、知り合いを広げやすい

爆発的に流行ったフェイスブックだが、主に40代以上のツールになっている
本名を晒して働くフリーランス・政治家・起業家によく利用されている

プライベート利用の多くはインスタに移っている印象
頻繁に投稿しない層にとっては、主に誕生日や節目を祝うSNSになっている

元々幅広く活動していて知人が多い人にとっては、利用価値があるだろう

個人アカウントだけでなく、店舗・団体などが運用できるページ機能がある

【私の使い方】
「本名で登録しなければならない」が嫌で利用していなかった
仕事関係で使わざるを得なくなり、2021年に開始
あくまで私的アカウントとして利用

ビジネスで役立てるつもりはないため、友達を表示させていない
ページ機能も数年使ったが、優先順位が高くないので先日消去した

企業公式アカウントも複数運用中
告知・リクルーティングにも活用している


アメブロ(アメーバブログ)

【特徴】
一時期とても流行っていて「ブログをやるならアメブロでしょ」という時代があった
フリーランスで仕事をする人は、アメブロ仲間がいるケースが多かった
アバターも可愛くて女性人気が高かった
部門別のランキングがあり、芸能人ジャンルも存在

最近は、noteやインスタに取って代わられてきている様子

【私の使い方】
2018年から少し利用

Ameba Owndに移行 → いったん休止 → ホームページ作成
となり、利用しなくなった


YouTube

【特徴】
皆が大好きYoutube、時間潰しにはピッタリ
最近の子どもは、TVではなくYoutubeを見たがる傾向にある
Tiktokに対抗し、Youtubeショートも展開中
競争が激しい分野だが、最先端ではある

【私の使い方】
現在はビジネス利用をしていない
子どもが不適切な動画を見ないよう、アカウントを作成してチャンネル登録機能などを利用している

お手伝いしている企業・団体では、スポットでYoutubeを数本公開中


LINE

【特徴】
もはやキャリアメール・電話機能に取って代わられるほどメジャー
公式LINEアカウントは個人利用も可能

2023年6月にプラン変更があり、無料メッセージ通数の限度が1,000から200に変更
多くの公式アカウントに影響があった

デジタルポイントカード・一斉配信などの機能がある
リッチメニューを整えて美しく見せるアカウントも増加中

知ってもらうというよりも、2回目以降の集客に効果的

【私の使い方】
公式アカウントを作ってはみたものの未公開、まだ手が回らず利用できていない
今後整えていきたいところ


まとめ

以上、現在よく使われているSNSを解説してみた。
私なりの解釈にはなるが、今後の参考にしてもらえればと思う。

「各社サービスを利用する=提供元の会社に依存する」
にもなるため、適宜動向をチェックしたりバックアップを取っておいたりする必要もある。

その辺りも視野に入れ、必要なら自社ホームページを作成してもいいかと。

改めて書いてみたら発見が多くて面白かった!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?