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#音楽の履歴書 で過去を振り返ってみた

皆さんは、どのタイミングで文章を書き、読む時間を作っていますか?
私は最近、朝にnoteを読む時間をとっています。朝活。そのなかでも気になったのが、たけのこさんが書き綴っていた「音楽の履歴書」でした。

とても惹かれるものがあり、大変面白く読ませていただきました。是非、拝読してみてください。ということで、私もやってみました。(厚かましくてすみません…!)

▼小学生時代

初めて音楽に触れたと自覚したのは、アニメ「名探偵コナン」のOPとED曲だったと思います。

小松未歩さんの「謎」や、倉木麻衣さんの「Secret of my heart」を当時の親友と一緒に、段ボール箱の上に乗り、駄菓子屋さんに売っているマイク型のおもちゃを持ち、初めてコンサート?を開いた思い出。「この世であなたの愛を〜♪」という初めての愛を受け取ってくれたのは、場所を貸してくれたマンションの管理人さんだった気がします。(今思えば、見守ってくれていただけ)

倉木麻衣さんをきっかけに、B'zGARNET CROWなどのビーイング系アーティストに触れることが多くよく聴いていました。

それと同時期に、宇多田ヒカルさんに出会い、その頃には既に名声を得ている状況なのに、様々な偉業も知らずラジオからMDへと入れては聴きあさり、初めて買ったCDは彼女の一枚目のベストアルバムでした。(遅い)

その二大巨塔を軸に、他には矢井田瞳さん、鬼束ちひろさん、Do As Infinityなど、女性ボーカルの曲を聴くことがとても多かったです。高学年にもなるとカラオケで歌うことにハマりました。今でも大好きで聴いていますし、実際にライブを観ることもあります。

私の家庭は、ホームステイの留学生の受け入れも行っていたので、留学生から教えてもらった洋楽を聴くことも多かったです。その中でも多かったのはSheryl Crow、Mejaなど。

そして、好きになったアーティストの好きなひとを聴く文化もここで付きました。倉木麻衣さんは、Michael Jackson。宇多田ヒカルさんは、björkPrince。鬼束ちひろさんは、Jewelなど。この時から英語に触れる機会がとても多かったことを思い出します。

▼中学〜高校生時代

主に小学生で好きになった方々を変わらず聴き続けていました。特に倉木麻衣さんは、初めてコンサートに行ったアーティストでLIKE A FUSE OF LOVEというツアーでした。一人でホールに行く経験も初めてで、人見知りな私は、大勢のファンの集いに終始おろおろしていた気がします。笑

その頃、大きな出会いがありました。
GO!GO!7188です。

「青い亀裂」という曲のMVが無料で配信されていたのを、慣れないPCを使いながら見た時に、本当に亀裂が走ったようになり、頭の中は延々とこの曲が流れ「バンドやりたい!」という気持ちでいっぱいに。それくらいトリコになったのです。(ここでは公式に残っていた「近距離恋愛」を貼っておきます)

その他にもYouTubeを使いこなすようになり、洋楽を漁ることも増え、特に好きだったのはPlaceboでした。当時のアルバムのコンプリートボックスの輸入盤を購入するほど好きです。のちに、宇多田さんが「The Bitter End」を海外のライブでカバーしたときは、とても嬉しかったですね。

そして、ここで初めて大好きな宇多田ヒカルさんのコンサートに行けるチャンスがきました。活動休止前のWILD LIFEという横浜アリーナ2Days最終日。まさかの最前列のチケットを手にしてしまったのです。

当時、宇多田さんにとっては最後、私にとっては最初。大興奮で大号泣の一日でした。授業を受けた後、飛び出すように新幹線に乗り、初めて「新横浜」に降り立ちました。新幹線のチケットの取り方や、宿探しなども初めてここで学んだ気がします。当時の彼女が、今の私と同世代なんて信じられません…。年月が経つほど、天才だと思わされる偉大な存在です。

▼大学生時代

大学に入り軽音サークルにも入りました。担当はベースです。元々は自分の大学の部活に入っていたのですが、雰囲気が合わず困っていた頃に、ギターを背負った女の子に声をかけられました。「一緒にバンドやらない?」の言葉で、私たちはGO!GO!7188のコピーバンドを結成することになりました。

そこから大好きな「青い亀裂」「近距離恋愛」などを演奏できるように、必死に練習した思い出。(ベース自体初心者でした。)その甲斐もあってか、今もそのメンバーは私の大切な友達です。きっと、これからも。

そして、GO!GO!7188のギターボーカル、ユウさんが率いるチリヌルヲワカもこの時から追うようになります。今では生きがい。

大学生の当時は、授業やバイトの兼ね合いや、スタジオ代を節約するために、よくみんなで深夜練習に行っていました。朝まで練習してそこから授業へ行くのもなかなかハードでしたが、とても楽しかったです。たくさん練習したおかげで、先輩から声をかけていただき、他にもいろんなコピバンをしました。

特にスーパーカーキノコホテルa flood of circleのコピバンは思い入れが強く、初めて先輩に面と向かって褒めてもらえたことが嬉しかったです。人間関係は今も得意じゃないけれど、大好きな音楽や文化が、いろんな人の縁を自然とつないでくれました。

今でも本家が好きで聴きますし、去年のフラッドのツアー最終日、赤坂BLITZでは暴れました。今年は特に音楽業界にとって厳しい日々が続きますが、年末の新宿LOFTも行けるといいなぁ。あぁ、世知辛い。

その他にもmonobright相対性理論UNISON SQUARE GARDENパスピエ、andymori、Galileo Galileiなども世代で聴いていました。先輩に影響されて聴き始めたのは、Arctic Monkeysです。先輩が演奏していた「Brainstorm」のイントロがもう忘れられず、分かりやすくどハマりしました。とにかく大学時代は音楽漬けでした。

その中で、自分でも驚いたのがモーニング娘。にもハマったことでした。いわゆる黄金期も小学生の頃好きでしたが、私がしっかり音楽として好きになったのが2012年頃。当時はMVを公式のYouTubeで観るだけでした。それでも、この「Only you」歌詞に何度も励まされたことは、私の人生にとって転機だったと思います。

▼社会人時代〜現在

社会人として、自由に動けるようになった頃。地元を離れ、上京しました。そして、様々なイベントに終業後、参加するように。その頃から、楽器を弾くことよりもDTMをメインで作曲し始めるようになります。ただ、それは未だに大したほどの腕ではないです。笑

先述したチリヌルヲワカモーニング娘。を主軸に、予定が合えば様々なライブを観に行く日々。バンドとアイドルのヲタクのように感じるかもしれませんが、自分としてはどちらもアーティストとして観て聴いています。歌詞に勇気づけられ、歌声やメロディーに心が魅了されるという面で、何も違いはないと思っているからです。

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そうして、あの日がやってきます。
宇多田ヒカルさんの復活のときがやってきたのです。

Laughter in the Darkと名付けられた2018年のライブツアー。初日はもちろん、彼女が最後にライブをした横浜アリーナ。その初日に参加できました。私が足を運ぶのはこれで2度目。思い入れのある土地に、とても感慨深いものを感じたのをよく覚えています。8年前は休業による最後の日、8年後は復活による最初の日。どちらも参加できたことは、私の人生の中で一生忘れられない特別な思い出。

宇多田ヒカルさんは、子供の頃の私が夢中になって、その人が今も歌い続けてくれているという幸せを、歳をとって大人になって感じることができた、初めての人です。きっとこれからも大好きです。

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そして翌年は、人生で初めてフェスにも参加することができました。上京する前はなかなか勇気のいることでしたが、都内からだといろんなイベントに気軽に行けるので、その面でも良かったなと思います。私が行ったのはROCK IN JAPAN FES. 2019だったのですが、目当てはトップバッターのモーニング娘。'19でした。最大ステージの6万人の一人になれたことは最高の思い出です。他にもエレファントカシマシ宮本浩次さんや、阿部真央さん。学生の頃聴いていたUSGも観れたので、新たに熱が入ってしばらく全て聴き漁っていました。

ところが今年。なかなかライブにも行けず、配信を観る日々が続いています。まさかこんな時代になるとは思っていなかったですね。音楽が大好きな私にとっては、与える側ほどではないけれど「苦しい」と形容してしまうほど、耐えがたい時期もありました。ですが、最近は配信と配信がかぶるなど、盛んに活動が再開してきたので、それはそれで贅沢な悩みとなってきています。来年は世間も音楽業界も明るい話題が多いといいですね。

今回、これを書きながら聴いていたのは、チリヌルヲワカ「証明」と、そのユウさんが参加しているYAYYAY「ダイバダッタ」です。両方、是非アルバムを聴いてみてください。きっとハマる人にはくると思います!

これからも様々な音楽から、インスピレーションを受け、制作作業に勤しみたいと思います。未来の自分が読み返して「あ〜ここ書きたりてない!」という内容になっていると思いますが、一応簡素にまとめるとこんな状況です。来たる30代はどんな音楽とともに人生を歩むのか、今から楽しみです。

きっと、宇多田ヒカルさんがまた歌う時には、何か新しい縁があるのかもしれないと思い、ライブを待ちわびている今日この頃。🧸💐✨

今回は未来の自分への手紙のような記事でした。もし読んでくれた方がいましたら、ありがとうございました。私も是非、あなたの「音楽の履歴書」を読ませていただきます。そして、書くきっかけをくださった、たけのこさん、このコンテンツを考えてくださったささいな笹さん。勝手にはなりますが、ありがとうございました。

では、また!

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