食品成分表示の見るべきポイント!原材料や添加物の注意点!!
「コンビニやスーパーで食品を買う際に
成分表を見るけど、正直見ても良く分からない」
「そもそもどこに気をつければ良い?」
さっそく結論ですが、
食品成分表示(原材料)で見るべきポイントは
・エネルギー量(カロリー)
・PFCバランス
・原材料(アレルギー)
・添加物
です!
今回の記事では、エネルギー/PFC/添加物
について解説をしていきます!
※ほとんど添加物の話です。
エネルギー量(カロリー)
まず食品成分表示を見るうえで、
気にしたいのはエネルギー量(カロリー)です。
ダイエットやボディメイクをする上で、
結局一番重要なのがこのエネルギー(カロリー)!
痩せるなら、摂取カロリー<消費カロリー
筋肉を付けるなら、摂取カロリー>消費カロリー
この状態が必須です!
ですので、食品成分表示を見る時は
1日の総摂取カロリーとして計算する様にしましょう。
エネルギー量(カロリー)の注意点
「100gあたり〇㎉」
こんな表示見た事ないですか?
基本的には、
「1袋あたり〇㎉」や「1食当たり〇㎉」
といった表示をしている商品が多いですが、
なかには、「100gあたり」という
ちょっとややこしい表示をしている商品もあります。
当たり前ですが、
300gの容量(商品)で、
「100gあたり200㎉」という表示の商品があれば、
それは600㎉ありますので注意が必要です!
PFCバランス
次にPFCバランスです。
基本的にカロリー収支の原則を守り、
しっかり運動や休養も管理出来ているのに
体に変化が表われない場合は、
このPFCバランスの乱れです。
詳細はこちらの記事をご確認下さい!
「極端に炭水化物の量が多い」
「極端にタンパク質だけ多い」
など、良くあるミス管理ですね。。。
ちなみにアスリートは試合の3日前から炭水化物の量(割合)を70%程度にする必要があります!
添加物って何?
添加物!
今回の大きなポイントです。
基本的には、
「食品成分表なんて見ていない」
か
「食品成分表は見てもPFCバランスのみ」
って方がほとんどかと思います。
あなたも今日から成分表を見て判断できる様になりましょう!
成分表を見る時のポイントは、「/」です! 例えば、砂糖、みりん/調味料(アミノ酸など)の場合、
「/」より左側の砂糖やみりんが原材料で、
「/」の右側の調味料(アミノ酸など)が添加物になります。
パッと見で添加物が多いのか、少ないのか分かりますよね!
添加物は、
・食品を長持ちさせる
・安く大量に作る
・味を良くする
・色(見た目)を綺麗にする
等の働きがあります。
良く見かける代表的な添加物をザックリご紹介します。
調味料(アミノ酸など)
・甘みを与える
・アミノ酸の他にも多数存在(一括表示)
PH調整剤
・加工食品に良く使用される
・リン酸が含まれる(骨粗鬆症のリスクを上げる)
・心筋梗塞のリスク上げる
香料
・ガムやスナック菓子によく使用される
・香りをつける
増粘多糖類
・とろみを付ける
・レトルト食品によく使用される
加工澱粉
・粘り気を出す
・冷凍耐性を持たせる
などなど。。。
これだけは避けたい添加物3種類
添加物の中でも、
少量なら問題が無い物もありますが、
「これだけは絶対に辞めとけ」
という添加物もあります!
①防カビ剤
防カビ剤は柑橘系フルーツ等のカビ防止等
に使われるもので、
危険性は「発がん性」や「催奇性」です。
※催奇性=妊婦を介して胎児に奇形を起こす事
特に身近で注意が必要なのが、
レモンです!
居酒屋に良くある
「生絞りレモンサワー」
なんかはちょっと注意が必要ですね!
また、唐揚げで良く使うレモン。。。
あれも一緒です。
この防カビ剤は日本での使用は禁止されている為、レモンを使うなら絶対に国産の物がおススメ!※外国製のみ危険
②人口甘味料(合成甘味料)
人口甘味料には2種類あり、
そのうちの一つ、合成甘味料が危険です!
※合成甘味料=自然界に存在しないものを人間が無理矢理作り出したもの
その特に危険な合成甘味料3つをご紹介します!
・アスパルテーム
・アセスルファムK
・スクラロース
上記3つはとにかく、甘い!甘い!!甘い!!!
アスパルテームやアセスルファムKは
砂糖の200倍甘く、
スクラロースに関しては、
砂糖の600倍甘いと言われています。
この合成甘味料を多量摂取すると、
糖尿病リスクの急上昇、腸内環境の悪化、
肥満、血糖コントロール不良、ウエスト幅増、血圧上昇、
などが起こる恐れがあります。
※同じ人口甘味料でも比較的安全な甘味料もあります。
・エリスリトール(歯を白くする)
・キシリトール(虫歯予防・骨密度の上昇)
・トレハロース(2糖類)
この3つの甘味料ならそこまで気にする必要は無いと思います。
③発色剤(亜硝酸ナトリウム)
ハムや、ベーコン、ソーセージ、また明太子
などに良く使用されるものです。
多量摂取で発がん性(胃がん/大腸がん)のリスクが上がります。
この亜硝酸ナトリウムは食品の色を鮮やかにする為に使用されます。
(時間が経過しても変色しない様に)
1日の摂取上限量は0.06㎎以下×体重(㎏)/日
となりますので、
ハムやソーセージで例えると、体重10㎏の子供なら
1日に10gの摂取で上限越えです。
※ポークピッツ(一般的なソーセージ)3本分程度
添加物まみれの意外な食品
「この食品なら安全だろう」
と思っていても
、実は様々な添加物が含まれている可能性があります。
それは野菜パックです!
※全てではありません。
成分表をチェックして下さい。
「コンビニでお弁当買って食べちゃお!せめて野菜も一緒に買っておこう!」
この微妙な正義感が逆にあなたを苦しめる事になります。
もちろん、野菜自体が悪い訳ではありません。
しかし、
野菜は大量の殺菌剤で洗われる過程を
経て販売されているケースがあります。
野菜=安心
では無いんです!!
※「サトウのごはん」等も、ただの白米ですが、
保存性を高める為に「グリシン」が使用されてます。
厚生労働省で許可されてるからOK?
添加物の話をすると、
よく
「厚生労働省が許可してるんだから大丈夫だろ」
とおっしゃる方が多いですが、
実は一概に大丈夫とは言えないのが現実です。
あくまでも使用・販売が許可されている添加物は
「単体」での話だからです!
複数の添加物を同時に摂取した場合の研究は
まだ多くなく、ハッキリとした結論が出ていないのが現状です。
しかも、その研究もマウスが対象なんですよ。。。
いくら単体で許可されていても、
実際に添加物を摂る時は、
複数が混合された状態になるので、
まったく意味が無くなります。
世界の食料安全保障指数
「世界の食料安全保障指数」
って聞いた事ありますか?
簡単に説明させていただくと、
・価格の手頃さ
・入手しやすさ
・品質/安全性
・持続可能性と適応性
この上記4つを総合的に見たランキングです。
日本の総合ランキング
ではこの食料安全保障指数、
100ヵ国以上の中で日本の総合ランキングは、、、
第6位!
※2022年時点
※引用↑
これだけ見ると、
「やっぱり日本の食品は安全だ!」
と思われるかと思いますが、そうでも無いんです。。。
日本の品質/安全性ランキング
6位という順位はあくまでも総合ランキングで、
別に「品質/安全性」だけでのランキングもあります。
その結果、、、
32位。。。
※1位はカナダ!
日本の食品成分表示は〇〇である
日本の食品成分表示は「ん?」と思う点があります。
いくつかご紹介します。
良し悪しの区別が付かない
同じ人口甘味料でも、
「悪い甘味料と比較的安全な甘味料がある」
とお伝えしました。
2020年までの食品成分表には、
その悪い甘味料と安全な甘味料の見分けがつくように表示されていましたが、
現在はその見分けがつかない様に表示されているんです。。。
つまり、
以前は一目で「これ危ない」と自分で判断できていたのが、
今は「何が悪いのか分かりにくい」
という状況になっているんです。
2020年から人口・合成といった単語の表示が禁止になった為。。。
ですので、
今まで以上に、
悪い添加物取り込む人が多くなる
という事です。
強制表示項目が少ない
日本の食品表示では、
・エネルギー
・炭水化物
・脂質
・たんぱく質
・食塩相当量
この5つが強制的に表示が必要なものです。
栄養について詳しい方は、既に疑問があるかと思いますが、
「炭水化物」だけの表示では、食物繊維の量が分かりません。
※炭水化物=糖質+食物繊維
また、「脂質」と言われても、
その脂質にどれくらいの「トランス脂肪酸」
が含まれてるのか分かりません。
※トランス脂肪酸=人体に有害な脂質(アメリカでは使用禁止)
また、もっとシンプルに
ビタミンやミネラルの量も分かりませんよね?
海外では原材料を%で表示しています。 ※「目安摂取量の〇%」
いかがですか?
「消費者の健康よりも、製造している企業が儲かれば良い」
という雰囲気がありますね。。。
まとめ
「今の時代、添加物を気にしていたら
食べるものが無くなるだろ」
的なコメントが来そうですね(笑)
まさにその通りです。
しかし、それを知っているのと、
何も知らないのとでは大きな差が出ると思っています。
特に自分の子供に
そんな添加物まみれの食品を食べて欲しくないですよね。
私が日頃から意識している事は、
100%の正解・成功する道は誰にも分からないが、
100%失敗する道はしっかりとした情報や経験、知識があれば分かる
という事です。
まずは身近な事に疑問を持つ、調べる事から
始める事をお勧めします!
最後まで読んでいただき
ありがとうございます!!
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