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血液と血管の状態が病気のリスクを左右する


あなたは自分の血管や血液に気を配っていますか?

世の中には様々な病気がありますが、

ほとんどの病気は血流の状態でリスクが変わってきます。


血流の新常識

心筋梗塞、狭心症、閉鎖性動脈硬化、

脳卒中、認知症、骨粗鬆症等

血管の病気は非常に厄介です。

回復に時間がかかり、後遺症まで残る事があります。

※平成30年の年間死因順位の2位と4位は

血流が原因によるものであった。

また、近年では若者も血流が原因での

病気になる事も珍しくありません。

逆に言えば、血管の状態が良いとこれらの病気を予防出来ます。

そこで重要になってくるのが、

血管内皮細胞です。

血管内皮細胞は、血管の構成要素となるだけでなく、

血管と組織が酸素や栄養素などの物質交換を行う場として働きます。

また、様々な生理活性物質を産生して組織や臓器の機能を維持する働きがあります。

※様々な化学物質を分泌し血管を縮めたり、逆に広げたりできます。

その血管内皮細胞の働きが悪くなる原因は、

生活習慣病にあります。

生活習慣病全般で、血管の壁が硬くなり、プラークと言う物が出来ます。

そのプラークは動脈硬化や心筋梗塞などの

リスクを高めてしまいます。


健康な人の血流

健康な人の血流には重要な2つの働きがあります。

①血管が傷ついた時に止血する血小板の働き(凝固系)

②できた血栓を溶かし正常の血液に戻す働き(線溶系)

まず大前提として、

サラサラの血液を保つために重要なのが血管内皮細胞です。

血栓を作る凝固系が活発になり過ぎたり、

線溶系が低下したりすると、血液が固まりやすくなり、

高血圧、高コレステロール、メタボリックシンドローム、高血糖

等の病気へと繋がります。

※特にメタボの場合は、血管内皮細胞に悪影響を

与えるだけでなく、内臓脂肪からもドロドロの血液に関係する

物質が分泌され更に血液が硬くなります。


血管・血液の為にはまず運動!

血管や血液の健康状態を保つ為には、

健康的な食事、体重コントロール、

適正血圧、コレステロール値のコントール、

禁煙、血糖値を正常に保つ、

等々やるべき事が様々あります。

ですが、いろいろな事をいっぺんに取り入れるよりも

まずは運動を最優先事項として実施しましょう!

※食事制限も非常に効果的ですが、

それだけだと、筋肉量の低下に繋がる恐れがある事から、

運動を最優先としています。

特に効果的なのは下半身の運動です。

大きな筋肉が数多く集まるのは当然ですが、

それと同時に、

人の体の筋肉で最も低下・減少幅が大きいのが下半身です。

よく言われるのが、歩行速度が速い人ほど寿命が長い

という事です。

筋肉量がある=歩行速度が速い

という理由なのでしょう。

まずは、

3日に1回程度のスクワットと定期的な早歩きから初めて見ましょう。

※週に60分を目安に実施

スクワットが一定レベルで出来る様になったら、

次のステップとしてHIITをおススメします!

HIITは「ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング」の

略で、高強度と低強度の運動を交互に繰り返す

時短かつ効果的なトレーニング方法です。

もちろん、最初のうちは中強度と休憩を交互に

繰り返すだけでもOkです。

例えば、ジャンプスクワットを20回連続で実施し、

10秒間休憩しそれを5セット繰り返す等でもOkです!



血糖値をコントールしよう

健康診断などの検診で測定する血糖値を

当てにするのはもう辞めましょう。

検診時の血糖値には「空腹である」

という共通点があります。

そりゃ空腹なんだから血糖値は低いでしょ

って感じですよね。

しかも、近年では空腹時よりも食後血糖値が高い方が

病気リスクなどが上がると言われています。

どちらにしても、血糖値の急上昇や急降下などは

避けるに越した事はありません。

まずは、簡単に出来る以下の事から実践しましょう。

☆食事は固形タンパク質から食べる

☆固形タンパク質の後は野菜

☆食物繊維全般の摂取量を増やす

☆食後は軽いウォーキングを


血糖値のコントロールは血管や血流状態を良化させるだけでなく、

ダイエット効果もあります!

是非取り入れてみて下さい!


今回の内容はここまでで、

次回は「血管・血液に良い食べ物」について紹介します!


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