来るもの拒まず、去るもの追わず。
僕が好きだった友人カップルが、2人が別れた。
これまでの20年間で、恋愛は素晴らしい経験だが、淡白であっけないものだということも十分に理解している。
ただ、客観的に見て2人は続くものだと思ってた。
原因は、彼女側の浮気。
彼氏がとある事情で大学を辞めることになったので、寂しかったのではないか。
まあ、大学生では浮気なんて割とあることなんだけど。
人生は不条理で、理不尽で皮肉なものだと改めて思う。
気持ちが強い方ほど裏切られる。
恋愛における人間関係においては特にそう。
気持ちの強い方が、どれだけすがったっていいことなんてない。むしろマイナスでしかない。
彼氏側はLINEの様子だと、おそらく相当落ち込んでいる。高校時代に数回そんな経験がある僕にも苦しさが痛いほどわかる。
この際思い切って、
「落ち着いたら新しい恋愛に踏み出せばいいんだ」と伝えたい。
10代の間は、恋愛をするたびにこの人じゃなきゃダメだと思うことだろう。
しかし、それは勝手な思い込みに過ぎない。
前述したように、恋愛は淡白であっけないものだ。
相手なんて星の数ほどいる。
ただ、自分に合う人は探さなければ見つからないというだけで。
本気で探して、自分といろんな部分が重なって好きだなと思える人に出逢って、交際したいタイミングが重なって、カップルになる。
もちろん失敗に終わることもあるんだけど。
交際することよりも、本気で探した先に、素敵だなと思える人に出逢えること、それこそが恋愛において奇跡だと思うのだ。
出逢えた先でどうアプローチするのかは実力次第だし、人それぞれパターンも異なるだろう。
だから、交際することは奇跡ではなく2人の力量次第だと思ってしまう。
もちろん、これまでの幸せがなくなるのは苦しくて辛くて、無気力になるだろう。
でも、そんな時間も大事。
「来るもの拒まず、去るもの追わず」
去るものを追ってもどうにもならない。
全ての整理がついたときにまた踏み出せばいい。
裏切った側の代償が大きいことも忘れちゃダメだけどね。
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