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外出自粛日記 4月13日

朝、硬くなったフランスパンでフレンチトースト、それだけでは足りなそうなのでついでにホットケーキも焼いた。息子はホットケーキにたっぷりすぎるバター、もしくは山盛りのホイップクリームをつけて食べるのが好きである。

元気が一番。私が仕事をしている間、昼までは息子はネットフリックスタイム。今日は『ボス・ベイビー』のテレビシリーズを端から観ていっている。

昼前、家にストックしてあったぶどうジュースが切れてしまって買ってきて欲しい、と言われる。そろそろランチタイムだし、徒歩3分のスーパーに買い物に行くことにする。うちのマンションはセキュリティがしっかりしているため、緊急事態宣言が出る少し前から、息子に留守番をさせて、買い物は私が1人で行くことにしている。単純に感染リスクを減らしたいのと、空間に1人でも人数を減らすことに貢献したいのとが理由。うちの子は留守番をまったく嫌がらないが、買い物好きの子だと、家に置いてくるのが大変だろうな…と思う。スーパーに子供を連れてきているお母さんはまだよく見かける。家に1人で置くのも心配だし、連れて歩くのも心配だし、悩ましいところだ。

冷凍餃子とお惣菜の唐揚げ、シーザーサラダを買って、あとはアスパラガスを蒸したものとプチトマトともずく。変なランチになってしまったが、それぞれ食べたいものにありつけた家族には好評。

午後仕事を再開。担当作家さんに連絡をとる。すこし前に単身地方に転居されて、アシスタントさんも呼ばずに粛々と一人での原稿作業をしてらっしゃる先生と話すと、なんだかすごく落ち着いた。もちろんこれを予期されていたはずはなく、ご自身の考えでそういう生活を選んでらっしゃるわけだけれど、コロナ後のニュースタンダードはこんなライフスタイルだろうか。私の愛した大都会の小さな家ライフはもう旧時代のものになるのかな。

さらに、楽しみにしていた他誌の作家さんとの打ち合わせが延期になる。ZOOMでも対応できるけれど、近い将来ではなく、いつかお仕事をお願いしたい、という作家さんにはできればお会いしてお話ししたい…それはもはやわがままになってしまうんだろうか。走り出したばかりの新規案件も取材がマストになっているものはどう動かそうか思案中。

終業後息子の勉強をみる。彼の得意分野は立体構成とすごろくと昔話と道徳。苦手なのはシーソーと平面構成と絵! そろタッチはいつのまにか4までの計算が板についてきて、2桁の足し算引き算デビューをしていた。

夫が夜からMIX作業に出かけるというので、なすと豚バラの味噌炒めを作って出す。息子はカレーの王子様がいいという。

従妹と実家の両親にビデオ電話をかけたら、なぜだかやる気スイッチが入り、またそろタッチをやりだして、寝かしつけがちょっと遅くなってしまった。

今日の読みきかせは『はしれギンガ』。『走れメロス』の登場人物をウルトラマンとウルトラ怪獣に置き換えてアレンジをくわえた絵本。「くらべてみる?」と聞くと喜んだので、『頭のいい子を育てるおはなし 366 1話3分で読める』に掲載されている『走れメロス』も続けざまに読んでみた。すごく面白がっている。続けて、『酒と小便』、『びっくりするほど大きなカエル(カエルのティダリク)』『青い鳥』を読む。

日中は元気だったのに、深夜になるとまだ少しお腹が痛むので、本を読むのを諦めて寝る。

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