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外出自粛日記 4月25日 ベイキングデイ

うすく頭痛が残っているが、体調が戻った!昨日無事に校了を終えたので気持ちのいい休日。

朝食は夫にツナトースト、息子にポケモンパン。息子はおさるのジョージを観ている。息子の勉強をみたあと、焼きそばをつくっておひるごはん。

午後、息子は夫と『センター・オブ・ジ・アース』を観ている。ジュール・ヴェルヌの『地底旅行』を基にした映画だ。恥ずかしながら私はヴェルヌを一作も読んだことがなかったのだが、息子が本作と、『神秘の島』を基にした本作の続編を繰り返し観ているおかげで、大まかなあらすじを知ることができた。感謝している。

その後は夫にダンボールハウスを作ってもらっている。内見させてもらったけれど、表札とポストまでついていて、なかなか居心地の良さそうなプライベート空間だった。

このコロナ脅威下でのステイホーム生活も、間もなく一月を数えるというのに、息子の家でやりたいことはいまだに尽きず、毎日眠るときにできなかったことや観れなかった映画を悔しそうに話す。もはや脅威的な好奇心だ。母としては生き急いでいるようなのが心配になるくらいだが、とにかくストレスを溜めないでいてくれることをありがたいと思う。

そのあと、わたし自身の時間がありあまったのでケーキを焼いた。母のレシピのガトーショコラ。焼きっぱなしとはいえ、メレンゲが必要でなかなか大変だった。ついでに夫がクレープが食べたいというので焼く。料理が得意な方では決してないが、クレープもガトーショコラも実家でよく母と作っていたので、分量さえわかればなんとか作ることができる。離れてわかる親のありがたみ。36歳の今、成人した時よりもずっとずっと強く実感する日々である。

夜は息子の好物のナゲットを揚げて、残り物のカツをカツ煮にする。

夜は村上春樹の新刊を読んだ。面白かった。私は作家が親について語る覚悟を持つ時がすごく好きだ。近いうちにきちんと感想を書きたいと思った。


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