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33歳。ギャルを憑依させた日。

昨日、8年ぶりに大好きな友人に会ってきた。
謝りたくて仕方なかった友人の1人だ。
その友人をA子とここでは呼ばせてもらう。

A子はかなり童顔で可愛くて25歳の頃一緒に居酒屋に行ったときも年齢確認をされるような女の子だった。

また、もう1人私には大事な友人がいた。彼女をB子とする。
B子は長い黒髪がツヤツヤしていて縁のない眼鏡をかけて大人っぽくて、でも喋ると優しい雰囲気を出す女の子。

大学時代は常にこのA子とB子と一緒にいた。

大学時代ずっと一緒にいて、芸能の仕事をするために上京する際には、家族の前でも泣かなかった私がA子とB子の前でのみ泣いた。

しかし、私は2人に8年間会えなかった。


それでも会おうと思ったのは、私がマタニティブルーになって過去の後悔に苦しんだから。
その話を書いたnote↓


●8年間会えなかった理由


前回のnoteでは書いていなかったが、何故会えていなかったのかと言うと、私が彼女たちの恋人(現在は旦那さん)について交際を反対するようなことを言ったからだ。

というのも、彼女たちの恋人がどちらも、いわゆる3Bと言われる職種だったから。

「3B」とは、いわゆる付き合う女性を不幸にしてしまうと俗に言われている「美容師」「バンドマン」「バーテンダー」のことをさす。この3種類の職種のどれかだと思っていただきたい。

そのため、結婚したことも教えてもらえなかったし、結婚式にも呼んでもらえなかった。

結婚したことや、結婚式をしたことをFacebookで知った時とんでもなくショックだった。

A子はB子の結婚式で友人代表としてスピーチしているのもFacebookで知ったし、後にB子がその彼と結婚したのも、A子と同じくFacebookで知った。

同時に私は大切な友人を失ってしまったんだと気づいた。

でも、8年間ずっと心に引っかかってて連絡できなかった。
それだけショックだった。

上京して忙しく毎日を過ごしていると、彼女たちのことを思い出すこともほとんど無かった。


……いや、嘘だ。

心のどこかではずっとヒリヒリしていた。

彼女たちが私に嫌気がさしたのは彼女たちのパートナーをけなしたからだけじゃなくて、ずっと甘えて甘えてわがままばかり言っていたからだ。

彼女たちの恋人に私の大切な友人が取られてしまったようで嫉妬していた。

だから、距離を置かれたのだ。

気づいていたけど、素直になれずに8年たってしまった。

A子とはFacebookでつながっていたが、B子は退会してしまったのか、いつの間にかFacebookからはいなくなっていた。もしかしたらブロックされていたのかもしれない。

そして、8年たち私に子供が生まれて、マタニティブルーになって自分の過去をふりかえったとき、2人に謝りたいと思ったのだ。

だから、A子とB子にLINEをした。

A子は旦那さんと一緒に上京しているとFacebookで知っていたのでLINEで会いたいことを伝えた。
B子からは既読もつかず返信はなかった。LINEがブロックされていた。

A子と連絡が取れたとき、私は嬉しくて泣いた。
会いたいことを伝えると、A子は「会おう」と返信をくれた。


●会う日に向けてギャルになることにした


といっても、8年間も会っていないのだ。
ビビりまくっていた。

8年といえば、0歳だった子供が小学3年生になる年だ。長過ぎる!


なので、私はギャルになることにした。

ちょっとかっこよく言うと、ギャルマインドプロジェクトである。

外見ではなく、思考的な意味で。

33歳が何を言ってんだと言われるかもしれないが、私はガチだ。

だって普通のメンタルだと会えない!


何故、ギャルになろうと思ったかと言うと、

ギャルは自分がハッピーであることがまわりがハッピーであると考えているからだ。

なので、過去を変えることができないからこそ、私はA子に会う前にギャルマインドを学ぶことにした。

行動するしかないのだ!!

①自分をチアる


ギャルは自分で自分をチアる。

チアる=応援する

チアるの由来は、言うなれば、頭の中に「もっとアゲてこー!」ってポンポンを振りまくっているチアリーダーがいる感じ。

そうやってセルフでチアることができるから、いつだってポジティブに気合いを入れられる!

 よく「人は褒めると伸びる」って言うけれど、自分を惜しみなく褒めてくれる人って、世の中にはそんなにたくさんいない。むしろ褒めてほしいときほど、スルーされちゃったり……。 だから、自分を褒められるのは自分しかいない! そう思ってる。

だからこそ、今一歩踏み出せたことを褒めて自分をチアってアゲまくる!


②好きなのはいつも今の自分。


ギャルは自分が大好きだ。

ここで大切なのは、ありのままの自分といっても良いし、すっぴんの自分、等身大の自分…とにかく、自分が好きだと言うこと。

私はかつて色んな失敗をしたけれど、今こうやって生きてる。

今の自分が大好きだ!
だから、どんな結果であれ私は私を大好きでいようと心に決めた!


③逆に◯◯じゃない?


どんなことにだって、逆の側面がある。

謝るって言っても私の自己満足でしかないのはわかってる。

でも、逆に今素直な気持ちを伝えるチャンスだと考える。

逆にチャンスじゃね?って。

●当日


その日は待ち合わせの1時間前について、予約していたお店の場所を確認し準備万端!

そして、A子にあった時、8年ぶりにもかかわらずかわらず可愛い彼女を見て思わず泣いてしまった。
会えて良かったと、本当に思えた。

お店はクリスマスの装い。お酒っぽく見えるけどノンアルコール。

私がずっと後悔していた「パートナーをけなしたし、ずっとわがままばっかりごめんなさい」と謝る事ができた。

A子はそれを受け入れてくれて、

会えて良かったし、勇気を出してくれてありがとう

と言ってくれた。

また、2024年になったら会おうと約束もできた。


●ワンチャンいけるんじゃね?


帰る間際、改めてギャルを憑依させた際、
「B子にA子なら連絡をとってもらえる…かも」と思った。

これ以上期待してはいけない気がしたけれど、ギャルなら「ワンチャン(もしかしたら、上手くいく)」をダメ元でお願いするのではないか、と思ったしダメならダメだと踏ん切りがつく気がした。

なので、A子に「B子と連絡取りたいんだ」と話した。
すると、A子は「私からはすぐに教えられないからB子に聞いてみるね」と言ってくれた。

そして、帰ってしばらくたつとB子から連絡が来ていた。

「A子から連絡もらってLINEした」

と。
ワンチャンあったのだ!! 

●ギャルよ…ありがとう


2人に謝り話ができたことが本当に嬉しかったし、2人とも幸せに暮らしていることがわかりとても優しい世界だった。

2人と会える約束ができて、私は本当に幸せだ。

ギャルマインドは常に楽しいことを上書きするらしい。
だから、常に人生をハッピーに生きれているって。

ついつい過去にベクトルが行きがちだ。

でも、過去を変えることはできない!

これから、意識して楽しいことをどんどん上書き保存して行こうと思う。

老若男女問わず、ギャルはおすすめです。


追記:その後、A子とB子と会ってきましたー!!そのnoteはこちら

●参考にした本

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