ネガティブな感情はあっていい
こんにちは。
笑顔あふれる社会を築く!
研修講師、心理カウンセラー、行動心理学実践家の杉山修です。
今日のテーマは「ネガティブな感情はあっていい」
結論は「感情と距離をおいて付き合おう」
ネガティブな感情はあっていい
ネガティブな感情を無理に排除しようとせずに受け入れることが、幸せへの道であり、成功への鍵であることがわかっています。
多くの自己啓発書や成功の哲学では、「人間はポジティブな感情を追求すべきだ」と唱えられていますが、これは必ずしも正しいわけではありません。
私が精神医学の一分野であるアクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)から学んだことによると、ネガティブな感情を感じることは、人間としてごく自然なことです。
感情を単純にオンオフできるスイッチのように扱うことは不可能です。私たち人間は、そんなに単純な存在ではありません。
私がお伝えする「感情のコントロール」とは、ネガティブな感情を排除するのではなく、それと適切な距離を保ちながら上手に付き合っていくことを意味します。
ネガティブな感情と適切な距離を保つことで、それを制御しようとするよりも、感情が自然と和らいでいくことを発見しました。
感情を実況中継する
ネガティブな感情との適切な距離感を持つことで、それが人生を豊かに彩る大切な要素であることに気づくことでしょう。
では、具体的な距離の取り方を紹介しましょう。
それは、「感情実況中継」を活用してみてください。
「今、少しイライラしているな」
「ああ、怒りがこみ上げてきた」
「この状況で、私はどう対応するかな?」
このように、ネガティブな感情を直接コントロールしようとせず、まずはその感情を言葉にしてみてください。そうすることで、感情が一歩離れたところにあるように感じ、それと共存しやすくなります。
実は私も感情実況中継を活用しています。イラっとしたこと、怒りが込み上げてきた時は俯瞰して実況中継をしています。そんな自分が面白くなり、ネガティブな感情が和らいできます。
ぜひ、この「感情実況中継」を試してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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