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「何でも言って!」は何でも言ってはいけない。そのわけ

こんにちは。笑顔あふれる社会を築く!
感情コントロール専門家の杉山修です。
感情・言葉・態度・表情をベースとして自らが変化する支援を行ってます。

今回は30代女性の主任からの質問に回答いたします。

【質問】
先日、上司から「何でも言ってきて」と言われたので、遠慮せずに職場のことを色々と話をしたところ、「あなたの立場で言っていいこと、悪いことを判断して
話をしなさい」と叱られてしまいました。
それ以来、上司と話をすることに怯えています。「何でも言ってきて」という
のは信じていけないのでしょうか?

【回答】
これはよくあるケースですね。「何でも言って」と言われると、つい普段言えない
ことを言ってしまう。結果、理不尽に叱られてしまう。

では、なぜ上司は叱ったのでしょうか?
これは直接、本人に聞くしか真相はわかりませんが、私の仮説をお伝えします。

それは、上司のマネジメントに関わることを言及したのではないでしょうか?

なぜか?以下の言葉がポイントです。

「あなたの立場で言っていいこと、悪いことを判断して話をしなさい」

主任という立場でマネジメント側に立った、発言をしなさい。という言葉が
隠れているからです。

さらに叱られた背景に隠れているわけは
プライド、自尊心を傷つけられた!と感じている可能性もあります。

人間は自分のことで(わかっていても)否定的なことを言われると、受け入れ
難く心理的な抵抗につながります。

■ 今後の対応
相談者の方が怯えてしまっている状況であれば、無理に上司と積極的に話を
した方が良いということは言いませんのでご安心を。

そのうえで、できる日常のコミュニケーションから徐々に以前のように会話
できる関係を築かれてはいかがでしょうか?

・挨拶は笑顔でする
・相談するときはI(アイ)メッセージで伝えましょう
・上司から話しかけられたら表情に気をつけて素直に反応する

ますは小さな一歩で、以前の関係を築いていただきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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