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台北暮色

過去も素性もよく分からない3人が知らないうちに交わり、交わったからといって何かが起こる訳でもない、軽やかで、静謐で、現実的な物語だったと思う。
現在の台北をうまく描けているらしい。

人と人の関係に過去は重要なのか?と考える。
好きな店のシェフ、趣味で繋がった人、たまたま飲んで意気投合した友人の友人、その人のこれまでを詳しく知らないが気心知れた人というのが自分の周りにも何人かいて、とても心地よいと感じる。

深めていくにつれ相手の過去に興味が湧いてくることはあるが、それを経た今その人に備わる魅力とは切り分けて見れるように気をつけたいと思った。

あととにかく色がキレイ。こんな写真を撮りたい。

2022.01.09


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