Congratulations, by the way
ところで、卒業おめでとう

人生で大切なたったひとつのこと
/  ジョージ・ソーンダーズ

自分ではきっと見逃してしまっていた本
母から誕生日プレゼントで貰ったので
読んでみたのですが、
これが思いのほか今の自分にぴったりで。
（思いのほかとか言ってごめんなさいね

大切な気づきを頂きました。
お母さん、ありがとう

『やさしいひとでいること』

すごーく簡略的にまとめると、

「やさしいひとでありなさい」
「それが人生のほとんど全てである」

というメッセージなのだと、私は受け取りました。

じゃあ私が、” やさしいひと ” で
居られたときっていつなんだろう。
逆に、 " 優しくなれなかったとき " って
いつなんだろう。

そんな風に考えてみたのです。

やさしいときの自分

若木のようなまだまだ短い人生の中で
私が一番 やさしいひと であったときは、
大学のサークルでリーダーを務めていた1年間
だったと思います。

” やさしい "
って定義が難しいけれど、

自分が一番ではなかったとき。
心から周りの人たちが好きで仕方がなくて、
尊敬していて、感謝していて、
愛に溢れていたとき。

皆が楽しんでくれることが
何よりも嬉しくて、幸せで。
言葉通り、とにかく熱中していました。
（ほとんど病気の勢いで 笑

これがやさしいと＝（イコール）なのかは
分からないけれど、その時の自分はやさしいひと
であったと思うのならば、
きっとそうなのでしょう。

あの時の私は確かに輝いていて、
今思い出しても素敵な自分だと
胸を張れるのです。

やさしくなれなかったときの自分

逆に、
やさしくなれなかった私もいる訳で。
それがいつなのだろうと考えたとき、

現在でした。
今、私はやさしくない

自分のことばかりが頭の中で渦巻いて、
周囲への感謝も足りなくて、
どうすれば自分が満たされるのかを
常に模索している。

' 自分を大切に想うこと '
' 幸せを追求すること 'って
大事だと言うけれど、

それがイコール
自分の現在や不確定な未来、
なりたい理想の自分像について、
無数に思いを巡らせることでは
無かったのですよね。

しあわせ だから やさしい のか、
やさしい から しあわせ なのか

【 まずは私が私を大切にできるように。】
【自分に余裕がないと、
周囲の人にも愛を与えられない 】

いつまで経っても答えが出ないのは、
そんな風に考えていたから。

私が幸せになるための順番は、
逆だったんですね。

第一に、やさしいひと になること

過去の自分に倣えば、
そうなる為の一番の近道は
"  自分の居場所をつくること "
だと、思うのです。
今いる環境を変えてみる。

少し勇気が要るけれど、
やさしいひと になりたいから。


私、転職しようと思います。


唐突でしょう。
でも、今の私にとっては
点と点がくっついて線になり、
丸くなり、
ハナマルまで描いてしまうような
120％繋がりのある
答えなのです。