やりたいことが見つからない、というあなたへ。
こんにちは。すぐるです。
これを読んでくださる皆さんの中に、
『やりたい事が見つからない』
と言った悩みを持っている方はいないでしょうか。
私自身もこうやって発信活動を行っており、漠然とやりたい事はあるものの、自信を持ってこれが私のやりたい事です!とハッキリ言えるかと言われたら、少し怪しいです笑笑
もし同じような悩みを持つ方がいたら、今回私が読んだ本である、大原扁理さんの『なるべく働きたくない人のためのお金の話』の中で、面白い考えがあったので紹介します。
著書の中で大原さんは、
「満足って、何かをすることで得られる場合もあるけど、何かをしないことで得られる場合もあるんだ」
と述べられていました。
この話を聞いた時、私は数学の『命題』の分野の、『対偶』の問題を思い出しました。
厳密には違うのですが、簡単に言うと『物事の否定の否定は同じになるんだよ』って話です。
例えば、やりたいことをやる、という文を命題とした時に、
① やりたいことをやる。
② やりたいことをやらない。
③ やりたくないことをやる。
④ やりたくないことをやらない。
この中で①と④、②と③は同じ意味と考えることができます。
つまり多くの人は何かやりたいことを探さなきゃ、とかやりたいことをしたいです!っていう風に考えがちだけど、それと同じくらいやりたくないことをやらないというのも大事なんだよって話です。
僕自身もやりたいことはあります。読書、ゲーム、ポケモンカードなどなど…
しかし、そのどれもYouTuberやインフルエンサー達のように、『それが自分の生きがいであり、本当に価値のある事なんです!!』と胸を張って言えるほどかと言われたら、そこまで自分を象徴しているとは思えません。
ただし、『やりたくない事をピックアップしてください』と言われたら、それはもう無限に出てきます。
仲良くない人との飲み会、タバコのにおい、長時間労働、お酌をつぐみたいな謎マナー、時間に追われるストレス、騒音、付き合いのゴルフ、その他気を使うことetc…
今私自身は普通のサラリーマンとして生きている以上、上記の事は避けられない出来事ではあるのですが、それらがなくなったらどんなに幸せなんだろうかと思います。
なので、やりたいことを探してもうまくいかない、見つからないという人は、逆転の発想で、『やりたくないことをやらない』ということから始めてみてはいかがでしょうか。
私自身も少しずつではありますが、先程あげた飲み会などは断ることができるようになってきました。(もちろん、たまに断れないこともありますが…)
結果、自分がその時受けるはずだったストレスから解放されて、後々は良い気持ちになることが多いです。(逆に、断れなかった場合は後々後悔することが多いです)
参考にしてみてはいかがでしょうか。
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