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数秘基礎講座③~自分の中の思い込みを表す数

こんばんは。
数秘ライフコーチ ようこです。

昨日の数秘基礎講座②では、数字のエネルギーは振り子のようなもので、過剰と不足の間を揺れ動いているとお伝えしました。そして、どちらに偏っていても、どこか生きづらかったり、周りとうまくいかなかったりするものだとも。

「生きにくさ」を感じる原因は、実は軌道数のエネルギーバランスだけではありません。自分の中の思い込みの影響も大きいのです。

自分では「当たり前」だと思ってきたこと・これこそ自分の価値だと信じてきたことが、実は自分を縛り苦しめていることもあるんです。

そういえば、いつも同じようなパターンで失敗したり、人とうまくいかなかったりするなぁって思うことありませんか?
もしあるとしたら、自分の中にある強い思い込みのせいかもしれません。

この「自分の中の強い思い込み」を示すのが、条件付けの数と呼ばれる数です。

■条件付けの数が示すもの

条件付けの数とは、生年月日の月と日を足した数です。
(例:5月14日→5+1+4=10 1+0=1 条件付けの数「1」)

ある状況に陥ると、ついいつも同じような行動をとってしまい「またやっちゃったよ…」って嫌になること、ありますよね。もはやそうすることが当たり前で、自分がいつも同じパターンの思考・行動をしていること自体に気付いていなかったり、気付いていても疑問にも思っていないという場合もあります。

もう自分にとってはあまりに当たり前の反応で、ある種の「思い込み」と言えるほど、染みついている思考や行動のパターン。

そのパターンは、いきなり作られるわけではなく、生まれた時から徐々にすりこまれて作られていくものです。親からの働きかけ、自分の身の回りの環境などからの影響を受けて作られていくわけですが、同じような条件下だったらみんな同じパターンが作られるということもありませんよね。

条件付けの数は、「そもそもその人はどんな思い込み・思考や行動パターンを作りやすいのか」を示す数なのです。

■条件付けは命がけ

思い込みは、生まれてすぐから親から自立するまでの間に徐々に作られていくもの。まだ一人では生きられない子供時代は、親や周りの大人からの保護や愛を得られないと、命に関わるわけです。そのため、その間に作られる思い込みは、自分の身の安全や生き残りをかけたとても強いものです。

・常に高い目標を設定して、そこに向かって全力で頑張らねばならない
・自分の思いよりも周りの空気を読まなくてはならない
・自己表現をハッキリして常に注目を集めなくてはならない

などなど、思い込みの内容は様々です。
でもどれにも共通しているのは、「愛されるため、生き残るための思い込み」だということです。

■条件付けは自分を縛り苦しめていることがある

「命がけの思い込み」「ねばならない」という表現から、この条件付けによる思い込みって、なんだか苦しそう…って思われたのではないでしょうか。

そう、時にこの思い込みは、自由に人生をデザインしていくことや自分の成長を阻んでしまうことがあるんです。

例えば、条件付けが「1」の人の場合、「常に目標を設定してその目標に向かって頑張ることが必要だ」という思い込みを作りやすい面があります。そのこと自体は別に悪いことではなく、この思い込みがあるおかげで、目標を達成する意欲が湧き、実際に達成して得てきたこともたくさんあるでしょう。

でも、人生いつも目標を立てて達成することが必要かと言われたら、違いますよね。いつも目標を追うということは、「常に自分はまだまだだ」と捉えているとも言えます。これじゃ一瞬たりとも気が抜けないし、常に「頑張る」状態で疲れ切ってしまうかも。

ハイ、これは私ことです(笑)

常に目標に向かって努力することが素晴らしいと思ってそうしてきたし、そのせいで私は成長してきたと思っています。なので、「目標がない」状態が自分で許せず、落ち着かないんです。だから常に「次の目標は?」と自分を追い立てるように生きてきました。おかげでずっと緊張状態でリラックスすることが苦手で、ストレスを感じやすかったんですね。

条件付けの数についた学んだ時、自分で自分を追い込んでいたことにハッキリと気付けて、あぁ時々息苦しくなってたのはこの思い込みのせいだったんだなとわかって、一気に力が抜けたことを覚えています。

もちろん、思い込みに気付いたからってすぐにそれがなくなるわけではないけれど、なんだか苦しいな…しんどいな…と感じた時、この条件付けの数の質を思い出し、自分を縛っていないかをチェックできるようになりました。

最近は、そのチェックの精度も上がってきて、すぐ対処できるようになったので、もう限界!となる前にストップできるようにもなって、大分生きやすくなったなぁと感じています。

自分の条件付けの数を理解することは、自分を癒すことにもつながるというわけです。

■子どもの条件付けを知る

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「この子はこういう思い込みを作りやすい」と知っておくことで、親はその思い込みをなるべく強固なものにしないようにすることはできると思います。

例えば、条件付け1の子の場合。
過剰な目標達成思考に陥りやすいとわかっているので、目標を達成しなくてもあなたは十分に価値がある存在なんだよと繰り返し伝えてあげたり、達成したことばかりではなく、過程にも目を向けられるような言葉かけを工夫することもできますよね。

条件付けは誰にでもあるものだけれど、それを親の工夫で少しでもゆるめてあげられたらいいですよね^^

クライアントさんの中には、極自然に条件付けをゆるめるような対応をお子さんにされていて、お子さんものびのび育てるだろうなぁと感心することがあります。素晴らしいなと思ってそうお伝えすると、「私の対応は良かったんですね」ってとても嬉しそうな表情をされる方も。

子どもへの接し方って、誰も正解を教えてくれないし、みんな試行錯誤でやっているから。これで良かったんだなって客観的にわかると、やはりうれしいしホッとするものです。

条件付けの数を知れたこと、私にとっては数秘を学んで一番良かったと感じています。


数秘の基礎的なこと、全3回にわたってお話してみました。
こんなにしっかりまとめたことなかったかも 笑
まとめながら私自身も改めて整理できて、土台をまた固められた気がします。

長々とした解説になってしまいましたが、読んで頂きありがとうございました!それぞれの数のエネルギーについても、ボチボチ書いていきたいと思います ♪

我が家の息子は軌道数2、条件付けは4。なかなかの曲者です 笑
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