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【はかせ日記】21/12/18 朝『戦メリ』想い出に耽る。RHYMESTER宇多丸さん対談に向けて森田芳光監督作品三昧。昼ステーキ家族3人で。夜、ツイキャス失楽園に浸る。

博士の悪童日記 2021年12月18日土曜

3時10分起床。

まだ早い。
眠いのだが我慢我慢。
今日こそ、やるならやらねば。

日記を書く。

坂本美雨さんのことを書いていて、
坂本教授のことを思い出す。

そう言えば、もう一枚、
一緒に撮った写真があった。

教授と博士とたけしと。

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来週にはメリークリスマスだ。

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この映画が撮影されていた、1982年、
本気でラロトンガ島へ行って、
弟子志願することを夢見ていたなー。

モーニング。
もう昨夜からイメージしている。

汁を抜くために鰹節を絡める。
完璧ではないだろうか。

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今日は園子温監督の60歳の還暦記念日だった。
お祝いの催しはしないとのことだが……。
「もう嬉しくない歳になるんだよ」
と先日会った時には、
殿と同じことを言われていたなー。

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radikoで、神田伯山の浅草キッド評と言うな名の、
古舘伊知郎に魅せられた男、
清野茂樹へのエールを聞く。
今年は、古舘伊知郎生誕の地、滝野川へ探索、
トーキングブルースを4回も行った男として、
ボクも感慨深いものがある。

radikoでザ・ナイツ、TBS昼の番組で、
殿が『浅草キッド』を見た感想も耳にする。

とにかく、
今日は森田芳光作品を見なければ。

映画『未来の想い出〜ラストクリスマス』(1992年)

完全に初見。
藤子不二雄の原作も読んでいない。

当時、工藤静香、清水美砂、
女優ふたりのW主演に興味がなかったのかも。

原作は男性設定でもある。

シスターフッド(女性の絆)映画
というくくりも最近知った概念だ。
テルマ&ルイーズとて1991年だ。

今回、見なければ、
工藤静香がこれほど輝きがある女優
であるとは思いも寄らなかったな。

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漫画家のパーティがご本人総出演なのだが、
ほどんどの皆さんが亡くなられていて、
寂しい気持ちになる。

相手役のデビット伊東、和泉元彌にしみじみ。
松永(太田)光代の出演も。

お昼、ランチへ家族を誘う。
ママが「今、ラーメン食べたとこ」
とのことで、
娘と末っ子と3人という珍しい座組。

行きつけのステーキの『いずな』へ。

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末っ子に食べ足らないかと思って、
ボクのお肉を譲ってあげる。

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この事実を娘にママに
報告してもらいたいのだが、
ボクの譲った肉を巡って姉弟で争奪戦に。

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マスターがいつもの毒舌面白話で、
子供たちを楽しませてくれる。
会計でお金が足らず、末っ子に借りる。
あやうく、食い逃げするところだった。

森田芳光監督作『おいしい結婚』(1991)

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これもまた完全に初見。

むしろ、この映画の存在も
ほとんど知らないままだった。
今回、90年代以降作品で、
唯一、DVD化もされていない作品なのかも。
(もしかしたらあるのか?)

とにかく洒脱、ウェルメイドのホームドラマで、
この時代に、この高い社会性意識、
企業文化を前提にオリジナル脚本が
書かれていることに驚く。

三田佳子家の質屋。
田中邦衛のプールデザイナーという
職業設定もオリジナリティー性が高い。

家父長制を抜いた、
向田邦子ドラマのような展開。
今、連続ドラマ化しても良いような。

田中邦衛さんが出てくるたびに
最高!と思ってしまう。

非常階段でのプロポースのシーンが
森田的で胸がキュンキュンする。

夕方、森田芳光全映画の編集者の加藤甚さんが、
森田芳光ノートのコピーを家まで届けてくれる。

ボクの要請でやってもらっているのだが、
もうここまでやるのが、
やりすぎなのはわかっているが、
止まらないのだ。

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『メルマ旬報』の連載『戯れ言WEST』、
柳田くんと角田くんの録音トークを聞く。

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北野誠と水道橋博士を語っているのだが、
まるでリスナーは
ボクひとりのためのような内容だが……。
50歳を過ぎて、
自分の人生の使命がわかったと柳田くん。
しかし、一握りのスーパースターを除いては、
まっとうな人間の誰もが自分の人生は
「一隅を照らす」という使命を見出すのだ。

でも、子育てをしながら
ミーニング・オブ・ライフを
知っていくというのは
まさにボクも同じ経験を通じている。

そして「娘」を育てるということは、
父親の人生(特に男兄弟で育った人)には
決定的な転換期を強いられると思う。

通過儀礼は、通過してみないと、
そこにある「意味」が気がつけない。

最近、ボクが何度も言う話に通じている。

ツイキャス、本日も1時間。

とにかく濃い質問が多いので、
話が途絶えることがない。

『失楽園』(1997年)

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川島なお美主演の
テレビドラマも話題になった、
大ヒット原作の映画化。

テレビドラマは、
AV作品の前半部分みたいな質感だったが、

この映画は文芸大作だった、
「それから」のクオリティだ。

主演は役所広司と黒木瞳だが、
今から24年前だ。
おふたりとも匂い立つような色気満々。

これは個人的見解だが、
名画の風格と素晴らしい美術、演技なのだが、
何故に、ここまで見ていて照れくさいのだろうか。

クリント・イーストウッド監督
の『マジソン郡の橋』が1992年だったが、
あれも照れくさかった。

などと思い起こしつつ、
明日はМ―1があるのだが、
そのウラで宇多丸さんとの対談だ。

第一回目がまだ、配信視聴可能なので、
予習してから見てもらえると嬉しい。

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そのまえに、朝5時から、
YouTubeの対談収録がある。

作家の島津くんが作っている、
世界発のYouTubeだ。

こちらのお正月スペシャルを収録する。
バリ島時間に合わせて5時スタート。

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その前に日記も片付けるから、
3時起きなのかな、と思いつつの就寝。

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