こんにちは。
オンライン授業のせいにして投稿をサボったべあこです。
直近の投稿が春のうたの記事だったと思うのですが、あっという間に私の住む町も梅雨を迎えました。
私は梅雨は嫌いではありません。私にとって髪がまとまらないとか急に雨が降り出すとかそんなことは梅雨の時期にちょっと出くわす確率が上がるだけの話で、日常的に起こることですからね。
そんなわけで、今回はユーミンの雨のうたを紹介します！
どれも私の好きな曲なので、これを聴いて梅雨を楽しみましょう！

１．雨のステイション

この曲は私がユーミンにはまったかなり初期に出会った素敵な一曲。
歌詞の中でも「六月」と言っており、まさしく今月の曲ですね！(余談ですが、私のラインミュージックは今月はこの曲に設定しています。)
この曲の雨の強さは、「しとしと」ぐらいだと思います。「蒼く煙って」「霧深い町の通りを」などから想像しました。
「雨のステイション会える気がしていくつ人影見送っただろう」
この歌詞が本当に好きです。駅(ステイション)で離れてしまったあの人に会えるような気がしてずっと待っているような情景が切なくて、雨とよく合います。
「心縛るものをすててかけてゆきたい　なつかしい腕の中今すぐにも」
もう会えないことと本当は今すぐ会いに行きたい気持ちの葛藤がとても伝わってきます。
私は最寄り駅から自宅までちょっと歩くので、雨の日はこの曲を聴きながら帰ります。

２．雨の街を

この曲の雨の強さは「しとしと～雨上がり」だと思います。
ユーミンが荒井由実のときに書いた曲で、不思議な歌詞に引き込まれます。例えば、「静かな街にささやきながら降りてくる妖精たちよ」ですが、雨が降っている様子の表現としてファンタジーが爆発してます。しっとりとしたメロディーも歌詞とマッチしていて落ち着いた気持ちになれる名曲。お気に入りの小説を読みながら聴きたい曲です。

３．冷たい雨

「冷たい雨」というなんとなく悲しい雰囲気のある言葉とは裏腹にポップな曲調が素敵な一曲です。
実際、歌詞に描かれているのは悲しい別れ方をしたときのことで、「冷たい雨」のイメージに近いような気がします。好きな人と納得のいく別れ方ができなかったときのどこへもぶつけられない虚しい感情がユーミンの言葉で歌われていて素敵です。(語彙力０)
私は、「彼女の名前教えないでね　うらむ相手はあなただけでいい」が個人的にとても好きです。彼女は何も知らないかもしれないけど、自分と引き離した以上うらんでしまいそうになりますから。そんな素直な思いがツボに刺さります。

４．天気雨

「天気雨」は私が大好きな曲ベスト10に入ってもいいくらい好きな曲です。
まず私のツボから書きますと、「相模線」「茅ヶ崎」という神奈川ワードが、べあこの家から近いというのもありまして親近感があります。「波打ち際」「低い雲間に天気雨」「サーフ・ボード」「夏の始めの通り雨」という言葉が夏の爽やかさを表現していてとても好きです。さらにこの曲はベースがカッコ良いのです。私はベースの経験も知識もありませんが、このベースはカッコイイ！私が上手いベースプレイヤーなら真っ先に弾きたい曲ですね！
また、以前の記事で「天気雨」のことについてちょっと書いてるのでそちらもぜひ読んでみてください！
以前の記事→https://note.com/suika5620/n/n6968b12fd5eb

番外編．12月の雨

梅雨とは季節が外れますが、雨の名曲として紹介させてください！
12月と言っているだけあって、冬の寒さや暖をとる表現が歌詞に散りばめられています。「ストーブをつけたらくもったガラス窓手のひらでこするとぼんやり冬景色」とか「寒い朝」と言わなくてもその様子がよく伝わってきます。
そして、この曲に一番よく登場する「時はいつの日にも親切な友達」という歌詞がすごい！何がどうすごいのかと言うと、「時」という実態の無いものを「親切な友達」と表現するところがすごいのです(自分でも何を書いてるのかわからない)。「優しい友達」でも「明るい友達」でも「面白い友達」でもなく「親切な友達」なんです。それは、厳しくも優しくもあり、自分が最良の選択をするために助言をくれる人のようなそんな「親切」が含まれているような気がします。「時」自体は何かをしてくれるわけではないですが、「時」が経てば嫌なことも忘れていくし、悲しい思い出も「物語にかえて」くれるのです。
この曲も、私がユーミンと出会ったばかりの頃に初めて聴いた曲の一つです。私が友人とゲレンデに向かうバスの中でこの曲の素晴らしさを恥ずかし気もなく語っていたのもいい思い出です。恥ずかしい記憶ではありますが、「時はいつの日にも親切な友達　過ぎてゆくきのうを物語にかえる」のですから、そんな思い出はもう物語。

さいごに

すっかり梅雨になって(もはや終わりかけなのでは？)雨の日が続いていますが、雨の日のおうち時間もこの曲たちを聴いて楽しく乗り切りたい！(願望)
引き続きオンライン授業ですが、授業・課題もこなしつつ記事も書いていけたらと思います。