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論文執筆、落穂ひろい

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日本近現代史、日本近世史などの論文執筆に係る裏話。論文に書くことが出来なかったような落穂ひろい的なお話をご紹介します。
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記事一覧

#080軍隊と食事

 個人的な研究で、軍隊の戦場での食事について気になっていました。その研究での対象となって…

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#064有名人にアタックせよ?!―論文執筆、落穂ひろい

 今回で貴族院多額納税者議員の話は三回目になりますが、今回は東京で会う有名人との関係につ…

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#063会期に上京して役得を得る?!―論文執筆、落穂ひろい

 前回は、貴族院多額納税者議員がどのようにして選ばれて、会期になれば上京し、議会でどうい…

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#062年功序列で選挙が決まる!?―論文執筆、落穂ひろい

 ここのところ、年度末進行で締め切りが近い原稿を書き書きしており、とんとnoteの更新が出来…

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#045河内木綿の盛衰と地域の産業構造の変化ー論文執筆、落穂ひろい

 今回は地域の産業についての論考の落穂ひろいです。  筆者の出身地は大阪府の東部で、いわ…

#044郡長排斥運動から見る近世と近代の相克ー論文執筆、落穂ひろい

 今回は、自身のライフワークの一つとも言える、郡長、郡役所研究についての落穂ひろいを。 …

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#039棚から牡丹餅で研究テーマが決まる?ー論文執筆、落穂ひろい

 今回、ご紹介する論考とその裏話は、学会の現地見学会で案内したことを元にして、論考に展開したものです。  20代から30代にかけて、それほど出来が良くはなかったですが、研究会、学会の月次例会などには皆勤賞で参加していました。というのも、当時、国民国家論が華やかなりし頃でしたが、当時活躍していた方たちの議論がさっぱり理解出来なくて非常に困っておりましたが、これは自分の知識が圧倒的に先輩研究者に劣っているからだと当時の筆者は感じており、とにかく研究報告はたくさん聞いて知識を増や

#038海外経験から地域の問題を考える―論文執筆、落穂ひろい

 今回は前回に引き続き、大阪東部の河川改修の問題についての落穂ひろいです。  こちらの論…

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#037三題噺は今でも通じるのか?ー論文執筆、落穂ひろい

 今回も論文作成の裏話を。  筆者の出身地は大阪府東部、いわゆる旧国名でいうと河内国にな…

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#036聞き取り調査の、重い扉は開くのか?ー論文執筆、落穂ひろい

 今回も、以前に執筆した論文の作成過程での出来事で、論文そのものに書き記せなかったことを…

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#035お化け屋敷は覚えているか?、あるいは地域史研究への道のりー論文執筆、落穂ひろ…

 今回は史料調査にまつわる論文作成についてのお話です。とは言いながらも、どういう風にして…

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