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身近な史跡、文化財の楽しみ方

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現地を踏査した際に出くわした文化財について、石碑や絵馬など身近に接することができるものについて記します。
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記事一覧

#147信仰とツアーリズム(五)―身近な史跡、文化財の楽しみ方(25)

 二〇二三年一二月に史跡見学会の講師の依頼を受け、石切から枚岡まで歩きましたが、今回は枚…

Nobuyasu Shigeoka
3か月前
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#146信仰とツアーリズム(四)―身近な史跡、文化財の楽しみ方(24)

 二〇二三年一二月に史跡見学会の講師の依頼を受け、石切から枚岡まで歩きましたが、今回は石…

Nobuyasu Shigeoka
3か月前
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#145信仰とツアーリズム(三)―身近な史跡、文化財の楽しみ方(23)

 前回は石切釼箭神社までの道のりを紹介しましたが、今回は石切釼箭神社から枚岡神社までの道…

Nobuyasu Shigeoka
4か月前
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#144信仰とツアーリズム(二)―身近な史跡、文化財の楽しみ方(22)

 二〇二三年一二月に史跡見学会の講師の依頼を受け、石切から枚岡まで歩きましたが、今回は千…

Nobuyasu Shigeoka
4か月前
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#143信仰とツアーリズム(一)-身近な身近な史跡、文化財の楽しみ方(21)

 二〇二三年一二月に史跡見学会の講師の依頼を受け、大阪府東大阪市にある石切劔箭神社から枚…

Nobuyasu Shigeoka
4か月前
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#142高知の墓巡り-身近な身近な史跡、文化財の楽しみ方(20)

 二〇二三年一二月に公務で高知へ出張して講演するということがあり、折角の遠出なので、時間…

Nobuyasu Shigeoka
4か月前
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#126鳥羽・伏見の戦いと史跡-身近な史跡、文化財の楽しみ方(19)

 以前に京都防長会編『鳥羽伏見戦七十年記念』(京都防長会、一九三六年)という書籍を国立国会図書館で見つけました。デジタルコレクションとしてインターネット上でも全文閲覧出来るので、ご興味のある方は一度見ていただければと思います。こちらの書籍は、慶応四年(一八六八)一月六日から開戦した鳥羽・伏見の戦いについて、長州藩の目線で編集した書籍です。地図の上に各所に配置された部隊などの記載があり、非常に見やすい本です。  こちらの本を題材として、以前に伏見の町を歩いたことがあります。今

#079幕末維新の志士とその顕彰(三)―身近な史跡、文化財の楽しみ方(18)

 今回は幕末の騒乱の中で特に有名な池田屋事件についてです。池田屋事件は新選組が尊王攘夷派…

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#078幕末維新の志士とその顕彰(二)―身近な史跡、文化財の楽しみ方(17)

 前回、六角獄舎に投獄されていた志士たちが、禁門の変の騒ぎの中でどさくさに紛れて幕吏に処…

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#077幕末維新の志士とその顕彰(一)―身近な史跡、文化財の楽しみ方(16)

 幕末・維新の歴史ファンは非常に多いと思います。かくいう著者も少年期には司馬遼太郎の『竜…

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#074石造物はどこへ-身近な史跡、文化財の楽しみ方(15)

 先日、「京都新聞」で次のような記事を読みました。「校庭地中から戦前の石碑」という見出し…

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#073架空の人物の歴史-身近な史跡、文化財の楽しみ方(14)

 表題だけ見られると、例えば田中芳樹『銀河英雄伝説』のような、架空の物語の中での時間経過…

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#066あちこち歩いて、見つけた珍しい石碑―身近な史跡、文化財の楽しみ方(13)

 多忙のかまけて、しばらくぶりの更新になってしまいました。その間にも、まず冒頭に、ここの…

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#061その石碑を探せ!落穂ひろい―身近な史跡、文化財の楽しみ方(12)

 以前に「その石碑を探せ!(上)―身近な史跡、文化財の楽しみ方(9)」および「その石碑を探せ!(下)―身近な史跡、文化財の楽しみ方(10)」で、地域に残る戦争慰霊碑を探して歩く内容をご紹介しました。今回はその際に時間切れになって探せなかった戦争慰霊碑を、再度探して歩いた際の内容をご紹介したいと思います。  前回時間切れで探せなかった戦争慰霊碑は三箇所。そのうち二箇所は以前に見た事があり、既に所在は判っているので迷うことはありません。もう一箇所については、忠魂碑調査集編集委員