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おめでとうの弊害(掌編小説)

「おめでとう!おめでとう!」「やったー!ついに!」
突如周りから声が聞こえてきて、きりんは首を傾げた。

「ま、まて!首を傾げたら、コンテナが落ちてしまうぞ!」
海のきりんとも呼ばれる『ガントリークレーン』からボトッと箱が落ちた。