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人を動かすサポートとは?

組織の中では、上に立てば立つほど職員を動かす仕事になっていきます。
さて、どうやって人を動かすのがいいんでしょう??
職員を動かす方法は大きく分けて2つ。

  1. 指示する

  2. ゆだねる

私はできる限り「2.ゆだねる」を選びます。
そして、サポートします。
というわけで、こちらのツイートです👇

サポートって簡単に言いますけどめちゃくちゃ難しいんですよね(・ิω・ิ)
どうしても指示してしまいます。
指示しないと動けない。
自分が思うように動いてくれない。
心配だから指示してしまう。

自分の知識や経験を押し付けて、どうしても自分の思うように相手を動かそうとしてしまいます。
自分の知識や経験を教えることは大切なことですが、相手の動く力をつぶしてしまうことがあるので注意が必要です。
知識や経験を身につけると、どうしても指示しがちになるので、私としては「ゆだねる」に徹するぐらいがちょうどいいと思っています。
やってしまわないことは当然のこととして、口を出さず心配もせず気にもしないことを目標にして「ゆだねる」に徹します。
そうすると、本来あるべき姿のサポートが見えてきます。
やってしまうことを止めれば、「自分やったらどうするかなー」と言いながら一緒にやり方を考えるようになります。
口を出すことを止めれば、相手の考えを知る機会が増え耳を傾けられるようになります。
心配することを止めれば、心配をなくすため相手に質問して確認して考える機会を作れるようになります。
気にすることを止めれば、思い切って任せてみることができます。

こんなふうに「ゆだねる」に徹する気持ちがあっても、おそらく我慢しきれず手も口も出しちゃいます。
だから「ゆだねる」に徹するぐらいがちょうどいいんです。
いいサポートにつながるんです。
ちなみに、私が職員をサポートをする場合は、「ゆだねる」ことを常に意識してるので、時々何も仕事をしていないような錯覚に陥ります。
もちろん必要な意見は言いますし、助言もします。
相手の言動に意識を向けているから、おそらく自然と自分のしていることは相手の仕事の補助的な意味しかもたなくなっているんだと思います。
ただ、その人がどうしたら動けるかを考えている時間は人一倍多いので、そういう意味ではめちゃくちゃ仕事をしています(^^;
相手を知らないとサポートできないですからね。
こうしたサポートは手間も時間もかかる上に仕事が進むスピードは遅くなります。
なので、実際は仕事が進むようにサポートのあり方はコントロールしていますが、この考え方がベースにあるだけで職員の動きはかなり変わってくるもんです。
ぜひとも皆様も「ゆだねる」をベースに人を動かしてみてください!
今回書いた内容は人材育成についてですが、子育ても介護におけるサポートも一緒です。
この考え方がベースにあるだけで、きっと人は動き始めまます(・ิω・ิ)✨


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