スケさん🍀社会福祉士

はじめまして。スケさんです。 20年以上、高齢者介護の仕事をしています。介護が少しでも…

スケさん🍀社会福祉士

はじめまして。スケさんです。 20年以上、高齢者介護の仕事をしています。介護が少しでも楽に楽しくなるような環境を作っていけたらなと思い描いている人のノートです📝

マガジン

  • 教科書にはない介護が良くなる考え方

    介護は考え方次第で良くもなるし悪くもなる。いろんな視点で介護を考えてみました。知識でもなく技術でもなく考え方を磨いて良い介護をしましょー!

  • 教科書にはない介護施設のマネジメント

    いろんなタイプの職員がいる介護施設。どこもマネジメントには苦労されていることでしょう。育成やマネジメントの勉強をしてもなかなか活かせないことも多々あると思います。私がこれまでの実践のなかでうまくいったマネジメントの考え方や手法をまとめました。

  • 教科書にはない相談援助技術

    ケアマネ、相談員としての経験のなかで自分にとって分かりやすく組織援助技術を捉え直したものを文章にしてみました。他の誰かにとっても分かりやすくあるかもしれません。

最近の記事

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福祉をスケッチする

このnoteのタイトルに「福祉をスケッチする」と加えました。 これは、私が福祉の仕事をしてきて、自分の仕事を表現するときにずっと感覚的に持っているイメージです。 このスケッチする感覚があると、福祉はもっと豊かになるように思うのです。 福祉をスケッチする感覚とは?例えば、私のスケッチする感覚はこんな感じです。 目の前の利用者さんの介護をするときには、その人について知りえた情報をもとに、その人の暮らしや過去や未来を想像しながら、どんな暮らしにしていくか脳内でスケッチします

    • 事実は一つじゃない

      最近、週刊誌の報道で、どこまでが事実なのか、どこまでが嘘なのか分からないような報道が続いています。 当事者同士しか分からないにもかかわらず、他人がとやかく言い始めるので、問題が混沌としていくことが多々あります。 こういったことは皆さんの身の回りでも起きているのではないでしょうか? 事実はねじ曲げられる!?例えば、AさんとBさんとの間でトラブルが起きたとして、Aさんと仲の良いCさんがAさんの話を聞いたとします。 Aさん「Bさんが私のことアホって言うたんやでー!」 Cさん「

      • 2024年、noteでしてみたい1つのこと

        2024年を迎えました。 スケさんです。 今年もマイペースで記事の更新をしていきたいと思いますので、読者のみなさま、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。 ふと、「今年、このnoteでしたいことは何なのか?」・・・と考えてみました。 最近、アマゾンプライムで「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと」を見続けているなかで思ったのです。 このnoteで何をしたいんだろう?? 実は私、このnoteを始める前、ブログをしていたことがあるんです。 リアルの自分とはまた

        • 上司に必要なのは「話す力」か?「聴く力」か?

          上に立つ人は、話がうまい人が多いなぁと思った今日この頃。 当たり前のことなんでしょうが、最近そこに違和感を感じることがあって𝕏でポストしました👇🏻 話がうまい人の話は、話に惹き込まれるし納得できることも多いです。 それで部下がついていこうと思えるのだから上司には必要なスキルだと思います。 ただ、多様性の時代において、それでは組織が成り立たなくなってきています。 そこには様々な価値観があって上司がどれだけうまく話してても、部下は納得していなかったり興味すらなかったりすることも

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        福祉をスケッチする

        マガジン

        • 教科書にはない相談援助技術
          5本
        • 教科書にはない介護施設のマネジメント
          21本
        • 教科書にはない介護が良くなる考え方
          10本

        記事

          認知症のおばあちゃんは恋のキューピット❤

          特養にいた頃の話。 併設のグループホームのおばあちゃんに私はかなり好かれていました。 毎日のように私に会いに来てくれて、たわいもない会話をしたら満足してグループホームに帰って行かれるのです。 利用者さんに好かれるということはよくあることですが、この利用者さんにとって私は恋の対象であったようです。 グループホームから私が出勤するのを見かけてはソワソワして、そこからは私に会いたくてホームを出ようとされる。 そのときの目は恋をしている女性の目だったそうです。 罪な男です。 その利用

          認知症のおばあちゃんは恋のキューピット❤

          自分の言葉で伝えるということ

          ご無沙汰しております。 今年初めてのnoteです。 仕事が忙しいと、仕事以外の時間はなるべく家族との時間に費やしたくて、省いていくのは自己研鑽の機会。。。 noteを書くことは、私にとっては自己研鑽の機会なのです。 日々の学んだこと、感じたこと、みんなと共有したいこと。 それを自分なりに整理して、誰かに分かりやすくまとめて、このnoteに記すこと。 それは仕事に生かされていきます。 やっぱり自分の言葉でないと人には伝わらないんです。 今日は、私なりのnoteの書き方についてま

          自分の言葉で伝えるということ

          漫才と介護の親和性

          昨日はM-1グランプリでした! ひとまずウエストランド優勝オメデトーゴザイマス!! M-1は第1回目から欠かせず見ています! M-1は、単純に笑いの勉強になるというのもありますが、いろんな意味で仕事に役立つことが多く、毎年勉強させてもおてます! 勉強させてもおてる内容はツイートのとおりです! 漫才には型がない!?今年の敗者復活戦、決勝戦を見ていて、改めて漫才は毎年進化しているなと感じました。 マヂカルラブリーが優勝したときは、どこまでが漫才なのか論争が巻き起こりましたが

          漫才と介護の親和性

          職場の熱量が小さいときにリーダーがすべきこと

          熱量が小さくなった介護施設 介護施設は問題だらけ。 何とかしなきゃいけないんだけど、何とかしようとする人は一握りだったりします。 最近では一握りもいなくなっているかも・・・。 昔のような愛社精神で頑張っている人は少ないし、熱く介護を語る人も少なくなっています。 ワイフワークバランスが当たり前になってきて、仕事より自分のライフに重きを置く人も多いのではないでしょうか? 私もマイライフ重視に変わってきた人の一人ですし・・・。 私自身も熱量が小さくなってしまったわけで

          職場の熱量が小さいときにリーダーがすべきこと

          「誰でもできる介護」と「私にしかできない介護」

          みなさんは、介護は「誰でもできる仕事」だと思いますか? 私は、介護の仕事は極めて高度な仕事だと思っていて、「誰でもできる仕事」だとは全く思えません。 もう10年以上前に、とある施設の求人チラシに「誰でもできる簡単な仕事です!」と書いてあったことに激怒した記憶があります。 今でも「誰でもできる仕事ではない」と思ってはいますが、昔の考え方と少し変わってきたのは「誰でもできる仕事にしていかないといけない」ということです。 介護の仕事ができない介護職介護現場では今、介護の仕事

          「誰でもできる介護」と「私にしかできない介護」

          人を動かすサポートとは?

          組織の中では、上に立てば立つほど職員を動かす仕事になっていきます。 さて、どうやって人を動かすのがいいんでしょう?? 職員を動かす方法は大きく分けて2つ。 指示する ゆだねる 私はできる限り「2.ゆだねる」を選びます。 そして、サポートします。 というわけで、こちらのツイートです👇 サポートって簡単に言いますけどめちゃくちゃ難しいんですよね(・ิω・ิ) どうしても指示してしまいます。 指示しないと動けない。 自分が思うように動いてくれない。 心配だから指示してしまう

          人を動かすサポートとは?

          介護施設の経営をするということ

          介護施設においては、介護現場で不甲斐ないミスが繰り返されることがあります。 退所時の荷物の返し忘れや他利用者の荷物を間違って返したり…。 そんなレベルのミスがわんさかと…。 他部署からは、「なぜそんなこともできないのか?」と批判的な声があがることもたびたびです。 でも私は、それでも介護現場は頑張っていると思います。 というわけで、こちらのツイートです👇 介護現場に問題があるとしたら、それは明らかに経営者側の問題なのです。 そう捉えることが、介護現場改善の第一歩で

          介護施設の経営をするということ

          不適切ケアは黒ではなくグレーであるべき理由

          不適切ケア。 読んで字のごとく不適切なケアのことです。 ひとつ例をあげれば、子ども扱いなどが不適切ケアにあたります。 「◯◯ちゃん」とちゃん付けで呼んだり、あだ名で呼んだり。 多くの人が「そんなのダメだ!」と答えると思います。 でも、田舎の施設では利用者さんのことを◯◯ちゃんと呼ぶようなことが自然と起こっていたりします。 施設の近所に住む職員さんが、昔から良く知るおじいさんのことを昔からの呼び方で「スケちゃん!」なんて呼ぶんです。 ものすごく自然なやりとりで、そこには不適切な

          不適切ケアは黒ではなくグレーであるべき理由

          言いにくい部下も言いやすい部下も同じ指導を心がける!

          社会人になると、仕事だから言わなければいけないことがたくさんあります。 でも、言いにくい人っていますよね? 先輩や上司には言いにくいのは当然ですが、同期にも言いにくい人はいます。 後輩であっても言いにくい人はいるものです(-_-;) では、部下を持つようになったら、部下にも言いにくいってことはあるもんなんでしょうか? これが、結構あるんですよね(^^;) というわけで、こちらです👇️ 上司が部下を指導するなんてことは、当たり前のことだと思っていましたが、いざ上司

          言いにくい部下も言いやすい部下も同じ指導を心がける!

          視点を変えれば全部正論!

          私は自分の意見に自信がありません。 一部の人には共感が得られても、万人に共感が得られるとは思っていないからです。 例えば、私の周りにいる人達が私とは真逆の価値観を持った人達だとすれば、私はどれだけ自信のある意見だったとしても言えないことが多くあります。 そこでは受け入れられない意見だからです。 共感してくれる人が半分以上いそうであれば、私は意見を言います。 そんな人間なので、どんな環境でもズバッと言い切れる人はすごいな~と思うわけです。 そして、「確かに正論だな…

          視点を変えれば全部正論!

          芽が出ない職員は居場所作りから始めよう!

          「何してもうまくいかない…。」 「自分はだめだ…。」 仕事をしていて、そんな風に思った経験はありますか? そういう状態に陥ると、本当に何をしてもうまくいかなくなってしまいます。 挙句の果てには、上司から任せてもらえる仕事も減っていきます。 そうなると完全に自信喪失ですよね…。 そんな部下がいたら、私ならその職員が得意としている分野で力を発揮してもらえるように働きかけます。 その目的はこちらです👇 居場所作りです! 介護では「利用者の居場所作りが必要」とよく言い

          芽が出ない職員は居場所作りから始めよう!

          効率の良い教え方は「間違えさせる」こと

          仕事を覚えてもらうために必要なことは教えることです。 一度じゃ覚えられなければ二度三度と教えます。 何度も繰り返し教えることは大切なことですが、それ以上に大切なことがあります。 それがこちら👇️ 大切なことは「間違えさせる」ことです。 間違えないように教え込むのではなく、間違えさせるぐらいに教えるということ。 間違えないように教えるということは、たくさんの情報量を事前に伝えていくことになります。 人によっては情報量の多さに訳が分からなくなる人もいると思います。

          効率の良い教え方は「間違えさせる」こと